WEBOO[ウィーブー]

暮らしをつくる

簡単なのに美味しすぎ!「ふき味噌」の作り方と活用レシピ

#ふき味噌 #レシピ

松本真由美
フォローする
 お気に入り
  • Tweetする
  • シェアする
  • LINEで送る

2018年5月22日更新

フキノトウで作る「ふき味噌」をご存知ですか?聞いたことはあるけれど食べたことがない方も多いのでは?そのまま食べたり万能調味料として使ったりと用途はいろいろ。一度食べたら病みつきになる美味しさのふき味噌をぜひ味わってみてください。作り方は驚くほど簡単。美味しい食べ方も紹介していきます。

春を先取りする山菜「フキノトウ」

雪解けを待たずに地中から顔を出すフキノトウ。生命力を感じさせる早春の山菜です。ツボミの部分をフキノトウと呼び、花が咲いたあとに地下茎から伸びてきた葉と葉柄(ようへい)を「フキ」と呼びます。

ツボミ、葉、柄(葉柄)と、全部食べられますが、調理法はそれぞれ違ってきます。ほろ苦い独特の風味が春の訪れを感じさせてくれるフキノトウは、一般的に天ぷらやふき味噌として食べられることが多く、ご飯にのせて食べれば食がすすみ思わずお代わりをしたくなるほどクセになります。

お酒好きな人にはお酒のあてとしても喜ばれますが、食べ方はそれだけではありません。いろいろな食材と相性がいいふき味噌は万能調味料としても幅広く活躍します。

ふき味噌の作り方と保存の仕方

味噌・砂糖・みりんなどを混ぜ合わせて作るふき味噌は、旬の時期が短いフキノトウを少しでも長く楽しみたいという思いから作られた保存食です。たくさんフキノトウが手に入ったら、ふき味噌にしてストックしておくのがおすすめ。いろいろな料理に使ってみましょう。
 

材料

ふき味噌はあくを抜かずにそのまま炒める方法と一度あくを抜いてから炒める方法があります。味噌と甘味で苦味のあるフキノトウを食べやすくはしていますが、苦味が苦手な方はひと手間加えてアクを抜いてから作るとより食べやすくなります。

【材料】
・フキノトウ…100g(8~10個)
・味噌…大さじ4
・みりん…大さじ4
・砂糖…小さじ1~お好みで

・サラダ油…大さじ1

あくを抜かずに簡単に調理する方法

ほろ苦い味が美味しさのアクセント。あくを抜かずに苦味を楽しみましょう。調理の仕方はとても簡単です。

フキノトウはあくが強いため刻んでいるそばから黒ずんでいきます。刻んだらすぐ炒めて手早く調理を行い変色するのをできるだけ防ぎましょう。きちんと下ごしらえを済ませておくとスムーズに調理が行えます。
 

下ごしらえ

1.フキノトウはよく洗ったら水分を拭き取ります。
自生のものは泥が付着しているので流水できれいに洗い流します。葉を広げて中の細かい泥やゴミも洗い落としてください。

2.味噌・みりん・砂糖を合わせて混ぜておきます。

3.フライパンまたは鍋と油を用意しておきます。

あなたにおすすめ

この記事に関連するキーワード

  • 松本真由美

    食生活アドバイザー2級。 COOKPADにオリジナルレシピを掲載中。 身近な食材で簡単にできる料理を紹介...

    フォローする