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室内でガジュマルを育ててみませんか?

#ガジュマル #育て方 #ガーデニング

miesh
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2018年3月28日更新

観葉植物のコーナーで見かけるまるっこい根っこ(気根) と艶やかで肉厚な緑色の葉が印象的な植物、ガジュマル。
今回は、ガジュマルを室内で育てるコツについてお教えします!

ガジュマルとは?

ガジュマルは熱帯から亜熱帯地方に分布する常緑高木で、クワ科・イチジク属(フィカス属)の植物です。乾燥や寒さに強く、非常に強い生命力で知られています。

東南アジアを中心としてインドやオーストラリアなど幅広い地域に自生しており、日本には明治に入ってから輸入され、防風林として植栽されていたといいます。

気根は実生(みしょう)のものにしかない!

この気根は挿し木の苗では受けられず、実生(みしょう:種から発芽した場合)に見られます。

鳥やコウモリにその実を食べられ、糞(ふん)として排出された種は、土台となる植物や岩のくぼみなどで発芽。

土台となった植物や岩に絡みながら枝分かれし、気根(地上茎から出た根)を地面に向けて伸ばします。このとき土台を締め付けながら伸長することから、「絞め殺しの木」の別名があるほど。

気根はいくつにも分岐して成長するので、この特徴的な形状からタコノキとの異名もあります。

 

ガジュマルについてちょっとした話

<花言葉は健康>

まるで別の生きもののようにうねる気根が特徴のガジュマル。低木や岩などの上で発芽すると、はじめのうちはごく細い気根も地面に達すると幹のように樹皮が発達します。成長した気根はアスファルトやコンクリートを突き破ることもあるとか。

花言葉の「健康」はその強い生命力や気根のたくましさに由来するのかもしれません。

<精霊キジムナー>

沖縄県では、ガジュマルは「幸福をもたらす精霊が宿る木」「精霊の住む樹」「多幸の木」と呼ばれます。特にガジュマルの古木にはキジムナーという精霊が住んでいるといわれます。
ディズニーのリロアンドスティッチ沖縄編にもキジムナーが友人として登場しています。

おばあとスティッチの間にいる変な生きものがキジムナー(byディズニー)です。

加古里子(かこさとし)先生の「だるまちゃん」シリーズにも登場しています。先生の描くキジムナーは人間の姿をしているのですね。

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