チェコらしい柄
チェコっぽい柄というものがあります。民族衣装に使われているような柄をリボンにしています。図案化されてカラフルな糸で縫い取られたリボンは、何のひねりもない白シャツやスカートの裾にこれを飾るだけでフォークロア調になるものですね。
チェコにはズブジー刺繍(ししゅう)、スロバキアにはデトバ刺繍と呼ばれている伝統的な刺繍があります。さらに隣国のハンガリーにもクロスステッチとスモッキングを駆使した伝統的な刺繍があります。
ハンガリー地方の刺繍
なんといっても柄が独特で、ひと目見ればどの国、どの地方なのかもわかるというもの。それぞれに味わいが全く違うものになります。
デトバ地方の刺繍
チェコリボンはこうした刺繍の流れも受け継いでいるので、古くて新しい雰囲気のする不思議なブラウスが出来上がるのです。
チロリアンテープとどこがちがうの?
チロリアンテープはチロル地方の伝統衣装に使われている縁飾り用のリボンですが、今はさまざまな柄が豊富にあります。それこそアニメキャラクターだってテープになればチロリアンテープになるのです。
こうしたことから、ここでは一般的に入手しやすいリボンやテープをあえてチロリアンテープと呼ぶことにします。
こうしたことから、ここでは一般的に入手しやすいリボンやテープをあえてチロリアンテープと呼ぶことにします。