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北欧とは違ったチェコの素敵な雑貨アイテム<クルテク>

#雑貨 #チェコ雑貨

miesh
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2018年3月15日更新

IKEAに代表されるおしゃれで洗練された北欧のインテリアとは対象的に、アンティークで素朴な味わいがあるのが東欧の雑貨の魅力です。なかでもチェコの雑貨は、ロシアやハンガリー、東ドイツのそれとはまたひと味違う雰囲気をかもしています。今回はかわいいチェコのアニメキャラをご紹介します!

チェコってどんな国?

チェコはどこにあるのか、探してみましょう。東欧と言われるところですから、ロシアとかハンガリーとか、たしかその辺ですよね。あれ?東欧と言うより、中欧と言った方がよさそう。

チェコは東西に細長い六角形をしており、北はポーランド、東はスロバキア、南はオーストリア、西はドイツと国境を接しています。

正式名称はチェコ共和国。1993年にチェコスロバキアがチェコとスロバキアに分かれて成り立った国なのです。NATO(北大西洋条約機構)、EU(欧州連合)、OECD(経済協力開発機構)の加盟国でもあります。

ここでご紹介するのは主にチェコスロバキア時代、それも1950年代から1990年代のもので、ちょっとかわいいアニメキャラに焦点を当てていきます。

どこか懐かしい、アニメキャラクターの雑貨たち

クルテク

アニメの監督でもあるズデニェク・ミレルによるチェコ生まれのアニメーション・シリーズです。もともとはミレルの手によるロングセラーの絵本シリーズでした。

第一作「もぐらくんとズボン」は1957年に製作され、その後2002年までの間に、7作品の短編が世に出されました。

どこかで見たことあるような?と思った方も多いはず。以前はNHKで「ゆかいなもぐら」という邦題で放送されていたのです。

そのせいか、現在NHK Eテレで放送中の「ねほりんぱほりん」はクルテクそっくり。もしかしたらクルテクをオマージュしたのかも知れませんね。

とはいえキャラクターが似ているだけで、「ねほりんぱほりん」の番組コンテンツはなかなかエグくてびっくりします。おまけに人形劇だし。ちなみにおしゃべりがメーンで、声の吹き替えには南海キャンディーズの山里さんと、タレントのYOUさんが担当しています。

クルテクの世界観

一方、クルテクは不思議なストーリーが魅力。ほとんど吹き替えがないというのも想像力をかきたてます。アニメーションは子どものお休みタイムに放送され、このアニメを見た後眠りに就く、というのがチェコでは一般的だったようです。

さらにクルテクの友達が非常に個性的でシュールなキャラクターであることや、奇妙な世界観などが広く受けいれられ、世界中で愛されてきました。

クルテク(Krtek)とは、チェコ語で「もぐら」という意味。 このひねりの無さもこのキャラクターの魅力なのでしょうね。

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