手作りやDIYが大人気で、必要な材料や道具は様々な種類がラインナップしています。その中でも手作りが手軽にできると評判の道具がグルーガン。グルーガンの魅力や使い方、作り方をご紹介します。
自分で手芸やDIYをする一番の魅力は、自分好みでオリジナルの物が作れることです。ところがいざ自分で作ってみようと思ったものの、時間がかかり過ぎたり、うまく組み立てることができなかったりと手作り初心者にとっては、結構ハードルが高い作業もあります。そんな時におすすめなのがグルーガン。面倒なパーツの貼り付けが誰にでも簡単にストレスなくできて、一度使うとその手軽さに手放せなくなってしまう人もいるほど。グルーガンの魅力や使い方をチェックして手作りの楽しさを体験してみましょう。
グルーガンとは?基本情報
グルーガンは、樹脂製のスティックを使って接着する道具です。スティックを熱で溶かし、グルーガンで貼り付けることで、熱が冷めると固まり接着できるというしくみ。ろうそくが溶けて固まる状態と同じです。
手を汚すことなく、簡単にしっかりと接着できることから手芸やDIYをする人にはもちろん、電気工事や包装作業など専門分野の仕事においても必需品とも言っていいほどの便利なアイテムです。
手を汚すことなく、簡単にしっかりと接着できることから手芸やDIYをする人にはもちろん、電気工事や包装作業など専門分野の仕事においても必需品とも言っていいほどの便利なアイテムです。
グルーガンの強度
グルーガンの接着強度はやや弱いと言われていますが、スティックの種類やプロ用のアイテムには強力な物もあります。いずれにせよしっかり接着して強度を高めるためには正しい使い方をするのが大切なポイントです。
グルーガンには簡単に付けることが難しい素材をしっかり接着する高温タイプ(約180度)と熱に弱い素材を使う時に便利な低温タイプ(約130度)があります。強度は一般的な接着剤同様で、紙や木はもちろん、高温タイプでは鏡や金属などの接着しづらい素材にも対応できます。しかもドライヤーなどの熱で再加熱するとはがすことができます。
またグルーガンは水に溶けないため通常は水に濡れてもはがれることはありませんが、しっかり接着されていなかった場合や素材の材質が弱い物、低温で接着された物は、はがれやすくなるので注意してください。 グルーガンは熱を加えることで接着する道具のため、先端はとても温度が高くなります。やけどをしないよう気をつけましょう。
グルーガンは何にでも使える?
グルーガンは基本的に木、紙、プラスチック、金属など何にでも接着することができる優れものです。ただし熱でスティックを溶かして接着するので、素材自体が熱を発する物の場合は強度が落ちる可能性があります。また表面がツルッとした材質の物は、重みや力が加わるとすぐにはがれ落ちてしまうこともあるので覚えておきましょう。 またグルーガンは通常のボンドではつけにくい石や表面に凹凸がある物も簡単に接着することができます。耐水性があるので台所や洗面所などの水回りの補修などにも使えて便利です。 一般的なボンドは固まるのに時間がかかる上に、布にしみこんだり狭い場所は接着しづらいのですが、グルーガンを使えばどのような場所でも簡単に接着できて、はがしたい時には簡単にはがせるので安心です。