使いやすい「紙粘土」
紙粘土とは
基本的な使い方
紙粘土の中にはもともと糊成分が入っています。使うときはよく練ってから使いましょう。よく練ることで、できあがった作品のひび割れも防止してくれます。 練るときは、紙粘土をたたむようにして何度も押しながら行います。耳たぶくらいの柔らかさになったら、小さなお団子を作ってみます。指で押してひび割れがしないようなら大丈夫です。 パーツを繋ぎ合わせるときは少量の水で接着面を湿らせるとよくつきます。
空気に長く触れさせない
出典 omocoro.jp
使いはじめはしっとりしていて扱いも楽ですが、暫く放置した状態で空気中に触れさせているとボソボソになってきて、思い通りの形や質感を出せなくなります。 紙粘土は乾燥して固まらないよう使う分だけ包装紙から取り出して使うようにしましょう。残った粘土は濡れタオルに包んでおくか、長時間使用しないときはビニール袋に入れて密閉し、空気に触れないようにしましょう。
固まっていないなら「水」で大丈夫
パーツを繋げるときに固まってしまった粘土はボンドでつけなければいけませんが、まだ固まっていなければ、接着面に少量の水をつけて湿らせればくっつきます。 もう一つの方法として、つなぎ目に爪楊枝などを差し込んでくっつけ、さらにつなぎ目の外側に粘土をつけて馴染ませると安定します。 完全に固まってからボンドでつけてもいいでしょう。
色もいろいろ
紙粘土の白を用意し、少量の絵の具を混ぜて練れば希望の色の粘土を作ることができます。絵の具はアクリル絵の具か水性絵の具が最適です。100均でも箱入り絵の具があるので併せて揃えるといいと思います。 絵の具を混ぜるのが面倒であれば、ピンク、赤、黄色、緑、黒など色がついたものもあるので作るものにあわせて揃えるといいでしょう。
紙粘土は、細かく裁断された紙に糊などを加えて粘土状にしたもので、乾燥させると固くなります。 100均にも置いてあるので手軽に調達でき、扱いやすいので不器用な方でも失敗なく作れます。大人はスイーツや精巧な作品を作って楽しんでいる方も多いようですが、お子さんの工作用としては軽量な紙粘土は失敗なく上手に作れる粘土工作ではないでしょうか。