刺繍糸を一本取りにするとより繊細なラインが描けます。ラインはシンプルですが、デザインのセンスでこんなに美しい紙刺繍もできます。まるで闇に光るライトを線で表したかのような繊細さです。台紙の選び方で見え方がだいぶ違って見えますね。
紙刺繍のいいところは、刺繍だけでなく、他のものとの組み合わせができるところですよね。しっかりと線を見せたいところは刺繍をして、ぼんやり優しい線にしたいところはペンや絵の具で描くなど、自分のイメージしたイラストが道具を組み合わせることによってコラージュのように出来上がっていきます。
出典 simplog.jp
初めは全部刺繍をしようとすると大変なので、少しずつ、他のシールなどと一緒にアレンジしてみると、豪華で新鮮な作品が完成!ペンで書くよりも刺繍の方が時間をかけただけあって豪華さが違います!
出典 rippy.jp
誕生日のカードは市販のものも素敵だけれど、時間をかけて手作りしてくれたものほど温かみを感じるものはないですよね。「誕生日に間に合うように作ってくれたんだ!」という相手の気持ちが伝わってきます。
出典 kawacolle.jp
ショップカードに刺繍。こんなカードを見かけたら、思わず手に取り持ち帰ってお部屋に飾りたくなりますよね。刺繍から手でひとつひとつ縫っていくぬくもりが感じられるからでしょうか。
よりオシャレにアレンジして紙刺繍をアートに仕上げる
これは、古い数学の教科書でしょうか。難しそうな内容が書いてあるからこそ、刺繍をしてしまうと、なんだか柔らかさと硬さがミックスされたアート作品に。破かれた感じも、なんだかオシャレに見えてきます。このまま額に入れておきたいですね。
穴に糸を通して刺繍していきます。刺繍を始めるところは、セロテープで止めましょう。玉留めよりもフラットになるのでテープがいいです。気軽な感じで嬉しい限り。一文字ずつ色を変えても可愛いですよ。ちなみに、この直線的なステッチはバックステッチというものです。