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粉ミルクは大人が飲む時代!?いよいよ大人用も発売に

#健康

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2016年10月13日更新

いい事ずくめのような粉ミルクですが、いくつか注意点があります。

お腹がゆるくなる

出典 Pinterest

粉ミルクを飲むとお腹が痛くなる方がいます。どうしてなのでしょうか。
粉ミルクには乳糖という成分が含まれています。乳児期の赤ちゃんにはこの乳糖を分解する酵素が備わっているため、乳糖はきちんと分解され消化されます。
でも大人になると、乳糖を分解する酵素を持っている人と持っていない人に分かれます。
そのため分解酵素を持っていない人が粉ミルクを飲むと、乳糖を分解できずに下痢症状を起こしてしまうのです。

牛乳を飲むとお腹を下すという人も、同じく、牛乳に含まれる乳糖の分解酵素を持っていないから。
決して病気なのではなく、そういう体質なのだと割り切るしかありません。
乳糖を含む食べ物を避けることで解決できますので、あまり深刻に考えなくて大丈夫ですよ。

乳糖を分解出来ないということは

大人が60グラムをお湯に溶いて飲むと、摂取カロリーは約200キロカロリー程。
でも同じグラム数を赤ちゃんが飲んだとしたら約400キロカロリー摂取出来るのです。
どうしてなのでしょうか。
前項で、乳糖を分解する酵素を持っている人と持っていない人がいるとお話しましたが、後者である場合、乳糖を分解することが出来ないと吸収もされないということ。
吸収されなかった乳糖のカロリー分が減ってしまうのです。

満腹感が得られない?

出典 column.asken.jp

ある程度の満腹感は得られるものの、物足りなさや口寂しさを感じてしまう方もいます。それは飲んだ量が少なかったからではなく、必要な栄養をとれていないから。
特にタンパク質が足りません。タンパク質は3大栄養素の1つで、特に夕食に多くとるべきものなのです。またそれに反して脂質・糖質は、大人には多過ぎるのです。

まとめ

大人用の粉ミルクには大人が必要な栄養も含まれているようですが、1日分の必要な栄養素を網羅しているわけではありません。あくまでも健康補助食品という認識を持って、上手に取り入れて下さいね。

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