お正月って一年に一回なので、毎年やっていても、つい忘れがちですよね。忙しい中ですが、正しい飾り方と処分の仕方を知って、迎える年をいい年にしましょう。
新しい年を迎える正月飾りとは
正月飾りにはいろいろな種類があります。門松、しめ飾り、鏡餅などです。そして、そのひとつひとつにちゃんとした意味があります。
門松
出典 ゆるりん☆にゅうす
門松…門に飾る正月飾りです。門松を目印に年神様はやってくるのです。そして、門松に松、竹、梅があるのにも理由があります。
しめ飾り…玄関に飾ります。神様の居場所をしめします。
出典 nanapi.jp
鏡もち…お正月に丸くした餅を重ねて、年神様のお供えとして神棚や床の間、家の主だったところに置く習慣があります。鏡が円形だったことから鏡餅と名が付けられたということです。
鏡もち
出典 日本の正月飾り
神棚、床の間以外は高いところに飾ります。
飾り方は
正式の門松は、三本の竹を中心に松と梅の枝をあしらって組み合わせて下をむしろで包み、輪飾りをかけます。松はいつも緑であることが喜ばれ、竹はスクスク伸びるので、めでたい印とされています。
出典 5go.biz
都会に住む一般の家庭では、一組の松〈男松と女松〉を門や玄関の両側にそれぞれ釘で打ちつけ、輪飾りをかける略式門松ですますのが多いようです。マンションなどには、小住宅用の簡略なしめ飾りや小さな松をあしらった輪飾りが合います。
出典 5go.biz
しめ飾り(注連飾り)というのは、しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをいいます。代表的なのが、神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)、清廉潔白を表す「裏白」、家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」、代々栄えるよう願う「橙」などです。
一年中緑色で(枯れない)、神様が宿る木とされる松、大きな成長力で生命の象徴である竹、新春に咲き、一年の始まりを意味する梅を紅白2色添えて、2つで一組、向かって左を雄松、右を雌松と呼びます。 梅の代わりに魔よけの赤として南天を使うこともあります。 写真のように葉ボタンを使っているのも多く見られます。