
コメディでありながら、やくざ映画の定石もしっかり踏まえる、その独特なリズムとテンポこそ抑え気味だが、軽妙洒脱で、それでいて気骨あるタッチが横溢するやっぱりこれは岡本喜八映画。
太陽を盗んだ男(1979年/東宝)

テーマにしろ、ロケ地にしろ、ラストにしろ、「掟破り」のてんこ盛りで、しびれてしまう。また、配役も沢田研二の知的な危うさと菅原文太の飽くなき執念が観客に伝わってきて、実に素晴らしい。
高倉健さん主演 名作
八甲田山(1977/東宝)
1902年(明治35年)に青森の連隊が雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)を題材に、一部創作を加えた作品(出典:ウィキペディア)
「原爆を作って政府を脅迫する」という奇想天外なアイデアの日本映画。大掛かりなカーアクション、国会議事堂や皇居前を始めとしたゲリラ的な大ロケーション、シリアスで重い内容と、ポップでエネルギッシュな活劇要素が渾然となった作品。(出典:ウィキペディア)