アロエヨーグルトがお腹にいいとか、やけどをしたときに、アロエの果肉部分を傷につけておくくらいにしか知らなかったアロエの効果。今年8月に確認された効果について調べてみました。
アロエベラとは?
アロエベラは、ユリ科アロエ属の常緑多年草です。地中海沿岸や西インド諸島のバルバドス島が原産です。アロエベラ葉エキスは、アロエベラの葉、または果汁を乾燥させたものから抽出して得られるエキスです。
皮膚の損傷治療効果があり、やけど・すり傷・切り傷などに粘液を塗布するなど古くから民間薬として伝承されてきました。保湿作用・皮膚・消炎作用の保護作用などがあり、肌荒れを防ぐ目的で化粧水・乳液などに広く配合されています。
アロエベラ
気になる美容パワー
かのクレオパトラが化粧水代わりに使っていたといわれる“アロエ”。ことし8月、アロエベラという品種に含まれる成分を摂取すると「肌の保湿」「シワ予防」「コラーゲン&ヒアルロン酸増加」などの作用があることが初めて確認されました。
アロエベラのゲルに含まれるアロエのステロールの一部に、シワの予防、肌水分量の増加などの作用が認められたそうです。アロエのステロールには、コラーゲンが2倍、ヒアルロンサンが1.5倍の吸収率があるそうです。
アロエの“美肌”パワー
「アロエのステロール」と呼ばれるその成分の詳しいメカニズムは完全には解明されてませんが、皮膚の下にある線維芽細胞に作用し、肌のハリや潤いに欠かせないヒアルロン酸やコラーゲンの量を増加させる働きがあると考えられています。
「アロエベラの刺身」
<材料・1人分>・アロエベラ・・・10センチ程度(皮を取り除いた分量で50~100グラム) ・しょうゆ・・・適量 ・わさび・・・適量・酢みそ・・・適量
※↓作り方
クレオパトラの時代から美容にいいと言われていますが、なんとなく抗菌作用の方ばかりを考えていた気がします。