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致命的?大臣辞任?小渕優子経済産業相、政治資金問題まとめ

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inujima151
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2014年10月16日更新

9月3日の内閣改造で新閣僚が発足してたった2週間足らずで、小渕優子経済産業大臣の政治資金についてスキャンダルが取り上げられました。
その内容は「杜撰な管理」「デタラメ」と評される内容となっています。

公職選挙法に抵触されると報道された内容

事の発端は9月16日に発売された週間新潮が公開した内容です。
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小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の領収書や政治資金収支報告書などによると、同団体は09年、本来は事務所の維持に充てる「事務所費」として、ベビートドラー(乳幼児向け用品)3点と化粧品、ストールの計約4万5000円を支出していた。
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政治活動に充てる「組織活動費」として、著名デザイナーズブランドへの支払い計3件119万円余▽下仁田ネギの送料や品代計4件261万円余−−などを計上。銀座の百貨店の「子供・玩具売り場」への支出計5件15万円余(うち1件1万円余は事務所費に計上)のうち4万1580円は、11年12月24日のクリスマスイブに支払われていた。
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「週刊新潮」10/23号が報じている、小渕大臣の問題となる可能性のある政治資金の使途として、下記が挙げられています。
①明治座の観劇会の赤字補填
→支援者向けの明治座の貸切講演会、参加者から集めた金額と政治資金から出した金額で1,000万円以上の差が生じている。
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選挙区の有権者に破格の安さで芝居を観せたことになり、利益供与にあたり、さらに集票目的とみなされれば公選法221条の「買収」となるケース。
出てきた内容を見ると、素人でも「私的な利用じゃないか!!」と突っ込まずには居られない内容ですが本当なのでしょうか。小渕氏本人はこの事実をどう説明するのでしょう。

報道を受けて、小渕氏本人のコメント

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小渕経済産業大臣は、週刊誌で関係する政治団体の政治資金の使い道が「デタラメだ」などと報道されたことについて、事実関係を調査していると述べました。
小渕経済産業大臣:「まだその状況がよく分かっていませんので、まずは後援会と関係する団体に調査をお願いしているということです」
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小渕大臣は「記事の内容については初めて知った」として、「正直、驚いている。しっかり対応していきたい」とコメントしました。また、公職選挙法に抵触する可能性については「状況がよく分からない」と述べるにとどまりました。
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小渕氏は観劇会などをめぐる収入と支出が乖離していることについて「今回の指摘で初めて気付いた」と強調。「私の方で(収支の差を)補填したということになれば、法律に引っかかるものだという認識は持っている」と述べた。
報道の内容が事実に基づいたものであれば、非を問われる事を認めつつも、事実確認中ということで決定的な事を保留にしている様子が伺えます。
うがった見方をすれば、事実確認中という言い訳をしながら、釈明の内容を考え中と見ることも出来る対応です。
また、周囲からはその管理の甘さについての非難の声が上がってきています。

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