精米。玄米の状態を100%とし、磨いた(削った)後の白米本体のパーセンテージを示します。日本酒の精米歩合では、削るのではなく磨くという表現を使います。ちなみに普段食べている米飯は90~92%ほどです。
清酒を飲むと言えば燗の話は欠かせません。しかし清酒はもともと冷や=常温で飲むのが本来の姿です。それは祭祀に使う御神酒や、三三九度に冷や酒を用いることで分かると思います。、地方や季節によって早く体を暖めたいといったことから燗の習慣が生まれたと言えそうです。
日本酒は甘味、酸味、苦味、旨味、辛味と香りが調和した完成度の高い酒であるので、これに何かを加えて新しい風味を創り出すことはないという考え方もあるが、グルメ時代と言われる昨今では、新しい味の追求としてカクテルの主材料にとり上げる意義も大きいものと考えられる。