まず注意するべきは、白菜の食べすぎによる栄養バランスの乱れ。
白菜はエネルギーになりにくい食材です。
白菜に偏って食べることで栄養失調の可能性が高まります。
必ず他の食材も食べるようにしてください。
他に「ミロシナーゼ」による身体への悪影響も考えられます。
しかし、生の白菜1Kgを数ヶ月食べ続けなければならないため、多くの方には関係ないでしょう。
大量に生白菜を食べるときは念のため、気をつけてください。
白菜を使ったダイエットにおすすめのレシピ
電子レンジによる調理や汁物にすることで、白菜の栄養をムダにせずに調理できます。
ゆでると多くの栄養が水に溶けてしまうので、電子レンジによって加熱時間の短縮と無水調理を行います。
もしくは汁物にして、ダイエットに役立つ栄養を残さずに飲んでしまってもいいです。
もちろん、サラダにして生で食べても大丈夫。
常識的な量なら、ミロシナーゼによる悪影響も小さいでしょう。
白菜サラダ
食べ方 | 1食あたり(100g) | カロリー | 糖質量 |
白菜サラダ | 100g | 66kcal | 2.3g |
<作り方>
- ザク切りにした白菜にラップをかけて、電子レンジ(600W)で2分加熱して冷ます
- ささみに酒を振ってラップする
- 同じく電子レンジで1分10秒加熱し、そのまま10分蒸らす
- ささみを細かく裂いたら、白菜と合わせてサラダの完成
- お好みでドレッシングをかける
白菜に不足しがちなタンパク質をささみで補います。
電子レンジで調理しているので、栄養をムダなく摂ることができ、簡単です。
豚キムチ
食べ方 | 1食あたり(230g) | カロリー | 糖質量 |
豚キムチ | 230g | 177kcal | 5.1g |
<作り方>
- 白菜と玉ねぎをザク切りに、ニラは3cmほどに切る。もやしを洗う。
- 豚肉、玉ねぎ、もやし、白菜の順に炒める
- キムチを加えて、しょうゆやみりん、酒などで味付けする
- ニラを加えて完成
豚キムチは白菜にタンパク質を補うために豚肉を使用します。
豚肉はビタミンBも豊富で吸収効率も高い優れたタンパク源です。
キムチには乳酸菌がついているので、腸内環境の改善に役立ちます。
ただし、キムチは塩分や糖質が高いので、食べすぎに注意してください。
ちゃんこ鍋
食べ方 | 1食あたり(550g) | カロリー | 炭水化物量 |
ちゃんこ鍋 | 550g | 281kcal | 9.3g |
<作り方>
- 肉やネギ、しょうが、片栗粉、酒、塩をボウルで白っぽくなるまで混ぜる
- めんつゆや鶏ガラスープで味付けした鍋を沸騰させ、1.のつくねを丸めて加える
- つくねが浮かんできたら、白菜をはじめとする野菜や油揚げ、豆腐などを加える
- 野菜が柔らかくなるまでひと煮立ちさせる
鍋の具材に白菜を加えると、ダイエットに効果的な他の具材も一緒に食べることができます。また、白菜は熱を通すとかさが減るので、日ごろから野菜不足の人にもおすすめです。
煮汁に溶け出した栄養はおじやにすることで、食べ残さずに無駄なく摂取できますので、ぜひ食事に取り入れてみてくださいね。