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鶏胸肉のダイエットレシピ!管理栄養士が考えた1食でヘルシーなのに満足ガパオライス

#鶏胸肉 #ダイエット #レシピ

管理栄養士 いそ まき
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2020年10月13日更新

ダイエット中の食事で、炭水化物や肉類といった「たんぱく質」を避けている方も多いのではないでしょうか。実は、過度に摂取しなくなるとダイエットの逆効果になることもあるんです。今回は、管理栄養士がダイエットの基本である「バランスの良い食事と余分なカロリーを控える」を考慮した、鶏胸肉のダイエットレシピをご紹介します。

糖質ゼロ!鶏胸肉のダイエット効果とは?

ダイエットの基本は、バランスの良い食事と余分なカロリーをひかえることです!
鶏胸肉は脂質が低く、高たんぱく質でカロリーが低いことから、ダイエットに最適な食材。皮を除けば糖質はゼロになり、カロリーを抑えながら効率よくたんぱく質を摂ることができます。まずは、そんな鶏胸肉の栄養価を他の部位と比較してみました。

100gあたりのお肉の栄養価

下記の表は、食品100gあたりに含まれる栄養価です。
この表から、鶏胸肉は皮を除くことでカロリーや脂質をぐっと抑えることができ、高たんぱく質で低カロリー、低脂質であることがわかります。

ダイエットには良質なたんぱく質が必要?

体に負担が少なく、健康的に痩せるにはたんぱく質、脂質、炭水化物のバランスをとることが重要です。過度な糖質制限は、効果がすぐに出やすいもののリバウンドしやすくなります。特定の食品、栄養素ばかり摂取し、極端に食事量を減らしすぎたりすると栄養の偏りが生じ、身体に負担がかかりやすくもなります。
朝昼晩、バランスのいい食事を心掛けながら、余分なカロリーを摂らないように意識しましょう。また、運動も合わせて行うことで、健康的にダイエットを成功に導けるでしょう。

その中でも、たんぱく質は不足しないように食べることが大切です。目安は、自分の体重(kg) × 1~2(g)のたんぱく質量を1日に摂取することを心掛けて下さい。

たんぱく質は骨、筋肉、皮などの体を構成してくれる重要な成分です。ダイエットによって食べる量が減ると、たんぱく質量もその分摂取量が不足します。健康的なしっかりとした美しい体をキープするためにも、ダイエット中もたんぱく質を摂れるように意識しましょう。以上の理由から、鶏胸肉は低カロリーで高たんぱく質なので、カロリーを抑えながらも良質なたんぱく質を補給するのにおすすめです。

まだまだある!鶏胸肉のダイエットに嬉しい効果

鶏胸肉は、効率的にたんぱく質が摂れる他にも、ダイエットに嬉しい効果が期待できる栄養素が含まれています。まず、摂取したたんぱく質の代謝に欠かせない「ビタミンB6」は鶏胸肉に豊富に含まれています。
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝に深くかかわり、主に、代謝を円滑に促し、アミノ酸の再合成を助けて筋肉や血液などの、身体を作るときに必要な補酵素として働きます。ダイエットにはたんぱく質を意識してとりましょうとお話ししましたが、食べたたんぱく質が体内でうまく働くにはこのビタミンB6などの代謝に必要な栄養素がないと代謝が停滞してしまいます。

そして、鶏胸肉には「ナイアシン」というビタミンも多く含まれます。
このナイアシンは疲労回復効果が期待できるビタミンです。ナイアシンは、糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに代謝する際にそれをサポートする補酵素として働きます。ダイエットなどで運動をしたり、日々の仕事でお疲れの時に、このナイアシン(鶏胸肉など)をとることで、食べたものをエネルギーに変え、疲労回復効果が期待できます。

鶏胸肉ダイエットのポイント

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