初心者でも簡単！刺し子で作る子供用タオルハンカチの作り方

3本取りで縫っていきます。お手持ちの針に3本糸が入らない場合は2本でもよいでしょう。単色で縫い上げてもきれいなのですが、紫とピンクの２色を使用して縫いました。糸の色を何色か使用する場合は、図案よく観察し縫う糸の色を変える場所や使用する糸の色のバランスをみてすすめていきましょう。

刺し子を施した後は、シーチングの布地がしわくちゃになっているのでアイロンをかけて、きれいに生地を整えましょう。縫い目と縫い目の幅が狭い部分は、普通にアイロンをかけても上手くかからないことがあります。アイロンの先の細い部分などを利用して、しっかりと細部までアイロンをかけるときれいに仕上がります。

図案の形と使用する糸の色をみながら、縫いはじめる場所を選びます。例えば図のように、図案の一番下に位置するひし形の半分。全て同じ色で縫い上げるので、いっきに縫い上げられるような順番を考えて縫っていきます。縫いはじめる位置を考えるときは、図案全体をみながら決めていきましょう。ピンクの糸で縫う部分はつなげない方がきれいなので、単独で縫い始末します。

温泉タオルを準備します。刺し子を施した布のサイズ位の大きさに、温泉タオルをカットします。

温泉タオルと刺し子を施した生地を中表にあわせて、黄色い矢印のように縫います。縫いはじめもしくは縫い終りの５センチ程を空けておきます。縫う際、完成したときに刺し子の模様がきれいに配置されるように縫う位置をチェックします。
５センチ程空けて、１周ぐるっと縫い終わったら生地をかえします。５センチ程空けた部分は、手縫いでとじていきます。
※最後は手縫いの方がきれいに仕上がります。

刺し子でつくるタオルハンカチの完成です。
10センチ×10センチの小さなスペースの刺し子ですが、刺し子を指すのは手間がかかります。けれども、仕上がると何とも言えない素朴な美しさに感動してしまいます。
他にも簡単な図案と簡単にできる小物もあるので、ぜひ、たくさん作ってみてください！