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エアコンファン掃除にカビキラーを使ってはいけない2つの理由

#エアコンファン掃除 #掃除

atsuki
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2020年8月4日更新

エアコンファンの「カビを取り除きたい!」と思った時、真っ先にカビキラーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実はカビキラーを上手に使用しないと、エアコンをキレイにするどころか、健康に害を与えかねないのです。

エアコンのファンはカビが溜まりやすい!

エアコンのファンとは、エアコン内部にある長い筒状の部分です。エアコンファンは、湿気が溜まりやすい、カビの温床とも呼ばれる部分。 また、エアコンの内部を見る機会はそんなに多くはありませんので、蓋を開けてみたらホコリがビッシリなんてことも珍しくありません。
ファンに汚れがたまると、汚れた空気が室内に送られるため、健康に悪影響を及ぼします。また、冷暖房の効きが悪くなったり、電気代が高くなったりする可能性があるため、最低でも1~2年に1回は清掃してあげましょう。
エアコンのファンは勢いよく回転し、風を発生させる役割があります。扇風機のプロペラ部分と同じ役目を果たす重要な部分。このファンにカビが生えてしまうと、室内がカビ臭くなってしまったり、アレルギーが酷くなってしまったりする原因となります。

エアコンファン掃除にカビキラーを使ってはいけない2つの理由

カビキラーは、カビを除去できる家庭用洗剤のひとつ。カビキラーを常備している家庭も少なくありません。 しかし、結論からいうと、エアコン掃除にカビキラーは不向き。なぜならば、「エアコン機器の故障」と「健康被害」の2つの問題が心配されるからです。

理由1、エアコン機器の故障

まずは、カビキラーの裏面ラベルをチェックしてみてください。 カビキラーの裏面ラベルの「使えないもの」の中に、アルミニウムという表記があると思います。一般的なエアコンファンは、このアルミニウムに該当します。 つまり、カビキラーの主成分である「強いアルカリ性物質」がエアコンファンを腐食させてしまう可能性があるということ。無理に使用してしまうと、エアコンファンが腐食し、錆びつかせてしまう原因にもなります。

理由2、健康被害を及ぼす可能性

カビキラーは「次亜塩素酸ナトリウム」という強い薬剤が使用されています。この成分は強い殺菌力がありますが、エアコン内部に液体が残されてしまうと、強い臭いを発生させる可能性があります。 また、カビキラーは塩素系の洗剤。この塩素系の洗剤と酸性タイプの洗剤と一緒に使用してしまうと、有毒ガスが発生する可能性があるからです。水で十分に洗い流せる環境であれば問題ありませんが、吹きかけるだけの使い方は危険ですので、必ず液体を落とし切るように注意してください。

エアコン掃除にカビキラーを使うときの注意点2つ

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