布団を丸洗いしたい！自宅・コインランドリーでの洗い方を解説

洗い終わった布団はしっかりと乾かしたいので、日当たりのいい場所で干します。

手洗いだと洗濯機で洗ったときよりも乾きが遅くなりやすいです。

カラッと晴れた気温の高い日を選ぶとともに、翌日も干せるかを考慮して洗う日を決めたほうがいいでしょう。

洗濯をする際に入れる洗剤は、中性洗剤がベストです。
一般的な洗剤は弱アルカリ性ですが、中綿の素材によっては洗剤の成分で傷んでしまうことも。

また、洗剤の入れすぎにも要注意です。
洗剤を入れすぎると何度すすいでも洗剤の成分が抜けず、かえって雑菌が繁殖しやすくなってしまうことがあるからです。
必ず水の量に応じた割合の洗剤を入れるようにしましょう。

ちなみに、布団の乾燥が甘いままだと雑菌が繁殖して臭いが発生したり、カビが生えてしまったりすることがあります。
乾いたか不安な場合は追加干しをしてしっかり乾かすか、浴室乾燥機や除湿器を掛けた部屋で乾かすようにして下さいね。

布団を運ぶときはビニールシートなどにくるんで運ぶと水滴が落ちにくいです。
干し場に持っていったら、布団の形を整えて天日干しをしましょう。
干すときは側生地が傷まないよう、掛け布をかけて干すといいですね。

中までよく乾かすには、途中で適度に裏返して干すことが大切です。
1～2時間に1回はひっくり返し、表→裏→上→下と日の当たる位置を変えながら乾かします。

1日で乾かしきれない場合は、翌日に再び干すか、浴室乾燥機等で追加乾燥をしましょう。

布団を乾かす際にふわふわに仕上げるコツは、
中綿が固まっている部分をほぐして干してあげることです。
こうすると、ギュッと寄ってしまって固くなった綿が空気を含んで、ふんわりと仕上がります。

さらにすすぎのときに柔軟剤を使えば、よりふわふわ感がアップするでしょう。

また、干すときに表裏や上下を変え、しっかり日光を当てるのも重要なポイントです。
湿気が溜まっていると、重くずっしりとした布団になってしまうためです。

中まできっちり乾燥させることで、ふわふわの極上質感に仕上がりますよ。

布団洗濯に対応しているコインランドリーがあれば、そこで布団の丸洗いをするという選択肢もあります。