エアコンのフィルター掃除は自分でできる！簡単な手順を写真付きで解説

汚れて目詰まりが起きたフィルターをそのままにすると、エアコンに負荷がかかりやすくなります。
エアコンが本来より多くのパワーを使って、たくさん空気を吸おうとするためです。
その結果として、電気代に良くない影響が表れる場合も……。

フィルターの手入れをしてキレイにすることで、冷暖房効率がアップ。少ないエネルギーで部屋を冷やせるようになります。
特に電気代がかさみやすい夏は、掃除の効果がてきめんに現れやすいでしょう。

冷房の効率がアップすれば、設定温度を高めにしても十分涼しく感じられるようになります。
設定温度と外気温との差が小さいほど電気代はかかりにくくなるので、節約につながります。

体調不良やニオイの予防になるだけではなく、電気代の節約にもなるのはありがたいですよね。

フィルターのお手入れはいつ、どんな頻度で実施すればよいのでしょうか？

一般的には、よく使うエアコンであれば「半月に1回」程度とされています。

使っても短い時間だけであったり、あまり使わなかったりするエアコンは「1ヶ月に1回」を目安に、ケアを行いましょう。

ただしこれはあくまで目安ですので、フィルターの状態を見ながら”掃除するかどうか”を決めたほうがベター。
家族がよく集まるリビングのエアコンは、汚れが溜まるスピードもかなり早いです。
こまめに状態をチェックして、ベストな頻度を見つけてくださいね。

フィルターを清潔にしておくと、健康被害の防止や冷暖房効率アップ、電気代の節約になるなど良いことずくめです。
それでは、具体的なお手入れ方法をチェックしていきましょう。

 

• 掃除機
• マスク
• 古い歯ブラシ（柔らかいブラシなら何でも可）
• たらい（シンクや浴槽でも可）
• タオル

基本はこの5点でOKです。

フィルターのお手入れ時に「硬い毛質のブラシ」を使うのはNGです。

フィルターはタテ、ヨコに糸が張り巡らされている構造をしています。もし硬いブラシでこすってしまうと、繊維が傷んでしまい、広がったり切れたりすることも……。

フィルターにキズが付くと、ホコリのキャッチ力がダウンするため、本体内部にホコリや汚れがすり抜けてしまいます。その結果、本体にカビが生えやすくなってしまうのです。

汚れがひどいとゴシゴシこすりたくなってしまいますが、古いエアコンのフィルターの場合は枠が折れたりする可能性もありますので絶対にやめましょう。