諦めていた服の染み抜きもこれで解決！簡単に油シミを落とす方法

それでは、家庭にあるものを活用して油の染み抜きをしてみましょう！
家庭にあるもので行う、油の染み抜きワザを4つご紹介します。

食器用洗剤は油汚れを浮かせるのに効果的です。

まず布をぬるま湯につけ、直接油シミに食器用洗剤をつけ、歯ブラシなどで汚れをかき出すようにしてから、優しく揉み洗いします。先ほどお伝えしたように、ここでも水ではなくお湯で洗うと取れやすくなります。
強くこすってしまうと、シミが広がったり、服を傷めたりするので、気を付けてください。

服の素材によっては、食器用洗剤で色落ちしてしまうものも。事前に、目立たない場所で色落ちしないか確認してくださいね。

油を含んだメイクをきっちり落とせるメイク落としも、油の染み抜きに適しています。

染み抜きにおすすめなのは、オイルタイプのメイク落としです。クリームタイプや乳液タイプは、あまり効果が期待できません。

まず油シミがある側を表にして、タオルなど汚れても良いものを布の下に敷きます。メイク落としをシミに垂らして、歯ブラシなどでタオルに汚れを移すような感じで優しく叩いていきます。汚れが落ちたらぬるま湯で揉み洗いをして、メイク落としまでしっかり落としましょう。

お湯が濁らなくなるまですすいだら、あとはいつもと同じようにお洗濯してOKです。

服の素材によっては、オイルタイプのメイク落としで色落ちや傷んでしまうものもあります。事前に、目立たない部分で確認しておきましょう。

掃除に大活躍してくれる重曹も、油シミを落とすのに有効です。

まず適量の重曹に、水を少しずつ加えてペースト状にて、シミ部分に塗ります。その上から台所用洗剤を少量たらして、優しく揉み洗いしてください。頑固な油シミなら、30分ほど放置しておくといいですよ。

あとはいつもと同じように、洗濯機で洗えばOKです。

コットンやリネンなど、植物性の素材でできた服は、煮洗いで染み抜きしてもいいでしょう。

煮洗いの方法は、沸かしたお湯に、洗濯用洗剤を溶かします。水1リットルに対して、洗濯用洗剤小さじ2杯が目安です。（洗剤以外でも重曹や粉石鹸などでも効果があるようです）

煮立たせないように気を付けながら、15〜20分ほど服を煮てください。その後冷ましてから揉み洗いをしてください。汚れがしっかり落ちた後は、いつものように洗濯して乾かします。