子どもの便秘はどう解消すればいい？わが家で実践した対処法を紹介

さらに、運動不足が便秘の原因になることもあるということで、運動も取り入れました。

ただ幼い子どもは、成長して運動能力が備わってこないと自分で運動することができませんから、これはある程度大きくなってからでないと難しいかと思います。

わが子は2歳頃から走り回ったりして便秘解消のための運動を取り入れることができるようになりました。しっかり運動を行うことができた後には、多くの場合お通じがあったように思います。

ただ、一番確実なのは、やはり小児科の先生の指示を仰ぐことだと思います。

わが子の場合は成長や症状に合わせて、新生児の頃に「モニラック」１歳を過ぎたら「ラキソベロン」、昨年認可が下りた「モビコール」というお薬を処方してもらえました。

お薬を服用していても便秘になってしまった場合は、小児科や自宅で浣腸をすることも。

それでもウンチがお腹にたまっているようであれば、摘便を行いました。わが子の場合、看護師さんがゴム手袋をかけ、肛門からウンチのかたまりを掻き出してくれました。

突然ですが、わが子は小さなころから、度々、吐き戻すことがありました。吐き終われば何もなかったようにニコニコしていますが、不安で病院へ連れて行きました。

しかし、小児科だけでなく夜間の救急診療に連れて行ったこともありますが、どの病院でも嘔吐の原因がわかりませんでした。

そんなときに出会った、とある小児科の先生。原因は「便秘が原因の嘔吐」とのこと。
それまで原因の分からなかった嘔吐について、原因がわかってとても安心しました。

このように、小児科の先生に見ていただくことで、わが子の体について知らなかったことを知ることができる場合もあるので、一度は病院に行くのをおすすめします。

現在もお世話になっている小児科の先生に診察していただいた際、便秘の理由として言われたのは、

「ウンチをするのが下手なだけ。ウンチをするタイミングがつかめていなかったり、他のことに夢中になって我慢してしまう。そうするとウンチがどんどんたまって硬くなり、便秘になってしまう」

ということでした。

そんな先生からおすすめされたものが、子供用の踏み台をトイレに置くこと。踏み台があることで、ウンチをしっかり踏ん張ることができるのだそう。

ありがたいことに、わが子はお薬を処方してもらって排便も安定したため、その方法のはっきりとした効果はわかりませんが、安定するので落ち着いて排便することができるのではないかと感じました。