今回は、折り紙1枚でできる「ふた付き箱」のご紹介です。ふたを閉めれば立方体になり、しかも1枚でできるこの作品は、知っているととても便利な折り紙小箱です。あめのような小さなお菓子を1、2個配りたい時にも活躍します。カンタンなので、ぜひ活用してみて下さいね♪


①裏に返します。まず水色の線で谷折りにして、折りすじを付けます。 ②緑の点線で谷折りにして、4つの角を中心に合わせて折ります。

画像のようになったら、水色の線で谷折りにして折りすじを付けます。

このようになればOK。次は水色の線で谷折りにして、同様に折りすじを付けます。

折りすじが付いたら縦に開きます。水色の線で谷折りで折りすじを付けなおしておきます。

次は立体的に組み立てていきます。水色の谷折りの折りすじを利用しながら、ピンクの線を山折りにして☆を合わせるようにして立体にします。

画像のようになればOK。次はピンクの線を山折りにして、右の◆を左の◆にかぶせるようにして立体にします。

画像のように重なればOK。このまま側面になるようきちんと合わせて折り終わります。反対側も同様にして折ります。

上から見てこのようになればOK。

その後、片方の先端を画像のように中に折り込めば完成です。

折り紙1枚で作る「ふた付き箱」が完成しました。このように黒いシンプルな折り紙でも、シールを貼ってひと手間加えれば、オシャレな雰囲気に。折り紙の柄を変えたり、貼るシールなどで印象も変わりそうですね。デザインペーパーで作れば、小さなお菓子などを入れるプレゼントボックスとしても使えますよ♪
ポイント
今回のポイントは「立体的に仕上げる」です。今回の作品のように、内側に折り紙の先端を寄せて作る「ます」のような作品には特徴があります。「斜め十字の折りすじに合わせ左右を折り、その後に折りすじを加える」という形です。こういった形の場合、最後ピンクの線で山折りにする工程が共通しています。なので、あらかじめこの部分を山折りにしておくとキレイに仕上がりますよ♪カンタンなので、シールを貼ったりカワイイ柄にしてみたり楽しんでみて下さいね♪
折り紙を用意します。