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可憐なタティングレースで蝶モチーフを作ろう

#タティングレース

peruru
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2018年6月1日更新

日本ではあまり馴染みのないタティングレース。繊細で可憐なレースは一見難しそうに見えますが、実は意外と簡単にできるんです。材料や道具も少なく、最近では百均でも道具やキットが売られています。
今回は、そんなタティングレースで作る蝶のモチーフをご紹介します。初心者でも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。

タティングレースって何?

タティングレースとは、中世ヨーロッパで貴族の女性に好まれたレース技法です。日本ではあまり広まっていませんが、ヨーロッパでは大勢の愛好家がいて、ネット上にはたくさんのレシピがあります。基本と編み図記号を覚えてしまえば、世界中のレシピを再現できるようになりますよ。 最近では日本でも初心者向けのハウツー本が増えていますので、気軽に挑戦してみてください。

タティングレースに必要な道具は?

タティングレースに必要な道具は、シャトルという器具と、レース糸、ハサミだけです。たったこれだけなので、いつでもどこでも持ち歩けますね。 シャトルは手芸店やダイソーでも手に入ります。シャトルに糸を巻いたり巻きを戻したりするときのカチッカチッという軽快な音は、ちょっとやみつきになりますよ。 他には、仕上げ用に縫い針や手芸用ボンドなどもあると良いでしょう。

どんな糸を使えばいい?

タティングレースには、20番~80番のレース糸が向いています。最初は20~30番がオススメです。細い糸の方がより繊細な出来上がりになりますので、慣れたら細い糸にもチャレンジしてみてください。 個人差もありますが、スルっとすべりの良い糸の方が結いやすく、ハリのある糸はアクセサリーに向いていると思います。

タティングレースの基本的なやり方

こちらの動画では、シャトルに糸を巻く方法から基本のリングという円形の作り方まで、わかりやすく解説されていますので、参考にされてください。

タティングレースの蝶モチーフ

超初心者向け!シンプルな蝶モチーフ

一番簡単な蝶のモチーフです。リングとピコット(P)、シャトルつなぎ(SJ)という基本さえマスターすれば、すぐに作れます。慣れれば準備から仕上げまで10分くらいでできますよ。 以下、この編み図で作る蝶モチーフの手順になります。 ①中心の黒丸からスタートし、4目P6目P8目P3目Pのリングを結う ②3目SJ(1個目のリングの最後のピコットにつなぐ)、3目P6目のリングを結う ③6目P3目P3目Pのリングを結う ④3目SJ(3個目のリングの最後のピコットにつなぐ)、8目P6目SJ(1個目のリングの最初のピコットにつなぐ)4目のリングを結う ⑤裏で糸端同士を固結びして短めに切り、ほどけないようにボンドをつける

同じモチーフでも糸の太さでこんなに違う!

上の写真は、目の数やつなぎ方は全く同じで、糸だけを変えて作ったものです。 緑は20番、赤は40番、白は60番の糸になります。 タティングレースでは、太さと色で随分と大きさや印象が変わりますので、作ったモチーフの使用目的に沿って糸選びも楽しんでください。

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