もうそろそろ、クリスマスの準備を始める時期になってきました。クリスマスといえば、ツリー以外にもリースを玄関に飾るお家もあるのではないでしょうか。リースはクリスマスのイメージが強いですが、飾るものによって季節感が出せるので、お家の中でも外でも、年中飾ることができるのです。
リースアレンジメントとは?
秋から冬にかけて、つる性の植物が採取しやすくなります。それで土台を作り、松ぼっくりやどんぐり、木の実などで飾り付けをしたのがリース作りの基本。お金をかけなくても、自然のもので玄関を可愛く飾ることができるのがリースの魅力です。そういったところからリースをもっと楽しもうと、アレンジメントがどんどん多種多様になって、形も材料もバリエーション豊かになっています。そんなリースの作り方や、アレンジメント方法をご紹介します。
リースの作り方と材料
リースの土台をつくる
土台にするつるを採りに行けない場合は、ポンポンやワイヤーなどでも作ることができます。最近は、100均でもリースの土台を販売しているので、それを利用してもよいでしょう。
リースの材料を集める
秋になれば落ち葉や木の実といった、リースの材料となるものがたくさん採取できます。自然の材料だけで作るリースは、お子さんと楽しむのにもってこいです。自然と触れ合う機会にもなるので、気持ちも癒されます。
ドライフラワーを使って、リースを華やかにするのも人気です。天日干しして自分でドライフラワーを作ってしまう人もいます。100均などの造花でも楽しめます。
コットンや羊毛を飾ると、冬のリースとして季節感が出るのでおすすめです。コットンフラワーは生花店で販売されていて、自宅でも栽培できるようです。育て方もそれほど難しくないので、可愛さのあまり自分で育てている人もいます。
リースアレンジメントに使う道具
巻きつけて固定できない飾りは「グルーガン」で接着するのがおすすめです。ホームセンターや手芸店、100均などで安く購入できます。「グルースティック」という、ロウソクのように固まっている接着剤を、グルーガンに差し込んで、溶かしながら接着していきます。本体が熱くなるので、お子さんと使う場合は十分に気をつけてください。
山ぶどう、藤、あけびなどのつるを山から採ってきて、リースの土台を作ります。つるが柔らかいうちにグルグル巻いてしまうと簡単です。乾燥していたら、ぬるま湯に浸して柔らかくしてから巻きましょう。太いところから巻き始めて、細いところをからめていくのがコツです。