ワイヤークラフトを楽しもう！基本の作り方からステキな作品まで大公開

DIY好きさんならご存知かもしれませんが、ワイヤークラフトの作り方に移る前に、少しだけラジオペンチの特性について確認しておきましょう。

ラジオペンチは先が細長く、そしてギザギザになっています。そのおかげで、ワイヤーのようなツルツルした細いアイテムでもしっかりと挟むことができるのですね。
また、先端とは逆に、根元はしっかりした刃物状になっており、ワイヤーを軽々と切断するとこが可能です。

根元は写真の赤丸で囲んである部分です。手前ではなく奥が刃物になっております。ワイヤーをカットする際は、この部分の奥にワイヤーを挟み、ギュッと握ると簡単にカットすることができます。
ですので、ワイヤーをカットするために、金属用の特別なハサミを準備する必要はありません。ラジオペンチだけで充分ワイヤーをカットできるのです！

では早速ワイヤークラフトの基本作品の作り方をご紹介していきます。
まずはどんな作品を作るかの構成を練ります。今回は基本の「平面英字アート」の作り方のご紹介ですので、イラストなどではなく、どんな英単語をワイヤーで再現するかを考えます。

そして単語を決めたら、型作りです。
用意した紙に、再現したいサイズで単語を書き出します。筆記体で書いてくださいね。

また、筆者はご覧の通り字が汚いので、マイクロオフィスのワードで単語を打ち、それをプリントアウトした物を使用しました。使用したフォントは「segoe script」です。
筆記体が苦手な方は、ぜひこの手法をご利用ください。

また、しっかりと形をイメージできる方は、この型紙は必要ありません。頭の中にあるイメージに沿って、ワイヤーを曲げていけばOKですよ。

単語を書き出したら、ワイヤーを伸ばします。
そして、ワイヤーの先端を文字の書き出し部分に合わせるのですが、ここで大事な注意事項があります。

ワイヤーの先端をご覧ください。このまま使用しては、ちょっとしたきっかけで怪我をしてしまいかねません。そこで、必ずこの先端部分をどうにかする必要があります。
では、どうするのかをこれから見ていきましょう。
大切な手順ですので、必ずご覧ください。

ワイヤークラフトでは、怪我をしないよう、先端部分をこちらの写真のようにクルッとまるめることが大切です。
これはワイヤークラフトの基本。どんな作品を手掛けるときでも、先端部分をそのまま放置しておくようなことはお控えください。
では、ワイヤークラフトの基本、先端部分の丸め方を確認してみましょう。

ワイヤーの先端を丸めるには、ラジオペンチが必要です。
まずは写真のように、ラジオペンチの先でしっかりワイヤーの先端を挟みます。