真剣なお話なのですが、面白いですよ。ハラルフードの代表は、豚肉です。エキスが含まれているだけでも、ダメっていう徹底ぶりです。2030年には、イスラム教徒の世界人口が26%になると推計されているそうです。
イスラム教の教えで、許されたものが、「ハラル」、それ以外は「ハラム」
ハラールは、イスラム法で許された項目をいう。主にイスラム法上で食べられる物のことを表す。イスラム法の下では豚肉を食べることは禁じられているが、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が要求される。この作法が遵守された食品がハラールとされる。
イスラム教徒が豚肉を口にしないことはよく知られているが、豚肉に使用した調理器具はもちろん使用不可。ラードや液体スープなどに入っていることがある豚肉エキスなどもタブーだ。牛や羊、鶏などはイスラム教の作法に沿って食肉処理された「ハラル認証」の食材でなければならない。
イスラム関連団体などの専門機関が製造工程や原料にまでさかのぼって厳しく検査し、適合の証として「ハラルマーク」を発行します。食品のパッケージやレストラン店頭にハラルマークが表示されていれば、ハラル認証を取得しているので、イスラム教徒は安心して利用できます。
世界中で展示会も開催されてる!
メニューは、粉末クロレラを使った「クロレラ団子」、ハラール照り焼きソースを使った「照り焼きチキン」、牛乳ベースの「お味噌汁」、ハラール味噌とハラール麺つゆの「野菜炒め」です。特に照り焼きチキンを作り出すと、ご近所のブースに座り込む人がでてくるくらいの大人気となりました。
非営利団体(NPO)シンガポールハラル料理連盟(SHCF)のムハンマド・カマル会長は、過去にもハラル関連の展示イベントはあったものの、イスラム金融などと抱き合わせだったと説明。ハラル食品や関連機器・サービスに特化した展示会は初めてになると述べた。
日本でも、ハラル認証を取ったメーカーが増えているのです
出典 アミノ酸は黄色信号
アミノ酸調味料は、豚由来の可能性もあります。味の素追放事件。2000年(平成12年)、インドネシアで、「味の素」の原料にイスラームで禁忌とされている豚肉が使用されている疑いがあるという噂が流れた。現地法人の社長が逮捕され、味の素製品は同国の食料品店から姿を消した。