給食のメニューとしても人気のある揚げパンですが、揚げてあるうえに最後にたっぷりの粉砂糖を振りかける為、ダイエット中には避けたいと感じている方も多いと思います。高カロリーでもあるパンですが、きな粉を振りかけた揚げパンはタンパク質も摂取でき、おすすめです。そこで今回は、ダイエット中におすすめの揚げパンについて詳しく紹介していきます。
- 揚げパンのカロリーとは?
- 揚げパンはダイエットに効果的!栄養素から確認!
- 揚げパンに期待できる効果・効能まとめ
- 揚げパンをダイエット中に食べるときの注意点
- 揚げパンを使ったダイエットにおすすめのレシピ
目次
揚げパンのカロリーとは?
揚げパンのカロリーは1個(67gの場合)あたり225kcalで、100g換算だと336kcalです。
脂質は6.9gで、糖質は35.55gです。揚げパンにはビタミンKが多く含まれているので、浮腫みの防止に効果的です。ダイエット中に食べるなら食べる量に気を付けて食べるとよいでしょう。
脂質は6.9gで、糖質は35.55gです。揚げパンにはビタミンKが多く含まれているので、浮腫みの防止に効果的です。ダイエット中に食べるなら食べる量に気を付けて食べるとよいでしょう。
揚げパン | 量g | カロリーkcal | 糖質量g | タンパク質g |
---|---|---|---|---|
揚げパン | 100g | 336kcal | 53.06g | 6.34g |
1個(67g) | 225kcal | 35.55g | 4.25g | |
あんぱん | 1個(80.7g) | 218kcal | 38.06g | 6.39g |
ちょこパン | 1個(83.5g) | 239kcal | 33.61g | 5.93g |
- 参照:文部科学省「食品成分データベース」
揚げパンは油で揚げて、さらに砂糖をかけてから食べる食材という事もあり、カロリーが高くなってしまうだけでなく糖質も高くなってしまいます。その為、ダイエット中に食べるなら砂糖をかけたものではなく、タンパク質を多く含むきなこを使った揚げパンを選ぶなど工夫次第でダイエット中にもおすすめの食材になります。
揚げパンはダイエットに効果的!栄養素から確認!
揚げパンに含まれるビタミンKにはダイエット効果があります。体内の余分な水分を体外に効率的に排出しやすくしてくれる作用があり、さらにタンパク質と合わせる事で筋肉量を効率的に増やす効能がある為、代謝アップの効果があります。
揚げパンの1個あたり(67g)の栄養成分 | |
---|---|
エネルギー | 225kcal |
タンパク質 | 4.25g |
炭水化物 | 36.55g |
脂質 | 6.9g |
糖質 | 35.55g |
カリウム | 47.5㎎ |
食物繊維 | 1g |
揚げパンにはカリウムが多く含まれており、余分な水分を体外に排出しやすくしてくれる効果により、浮腫みを効果的に防止してくれる事が期待できます。浮腫みが解消する事で、効率的にダイエットを進めていく事ができる為、体重が減りやすい体つくりにもおすすめの栄養素です。
また、揚げパンはきな粉をかけたものもありますが、きな粉にはタンパク質が多く含まれている為、筋肉量を増やして代謝を上げてくれる効果も期待できます。
また、揚げパンはきな粉をかけたものもありますが、きな粉にはタンパク質が多く含まれている為、筋肉量を増やして代謝を上げてくれる効果も期待できます。
揚げパンに期待できる効果・効能まとめ
揚げパンはカリウムを豊富に含んでいます。カリウムには体内の水分を体外に排出しやすくしてくれる役割があり、浮腫み防止の効果があります。またタンパク質には筋肉量を増やす作用がある為、代謝アップの効能があります。
<揚げパンの効果・効能>
- ダイエット効果
- 浮腫み防止に役立つ
- 代謝アップに効果的
- 食べ過ぎ防止に効果的
揚げパンと食物繊維を多く含む小豆を使ったあんことの相性はおすすめです。あんこには砂糖も多く使用されていますが、それ以上に小豆には食物繊維が多く含まれており、腹持ちが良くなるというメリットもあります。
揚げパンをダイエット中に食べるときの注意点
揚げパンには浮腫み防止に効果的なカリウム、代謝アップに効果的なタンパク質などダイエット中におすすめの栄養素が多く含まれています。しかし、食べ過ぎは逆効果となってしまう事もあるので、ダイエット中に食べる際には注意が必要です。そこでここからは、ダイエット中に揚げパンを食べる際の注意点について紹介していきます。
揚げパンを1日に食べてよい量とは?
揚げパンは高カロリーで糖質の量も多い事から1日1個までとするのがおすすめです。小さいものでも満足感のある食材でもあるので、食べ過ぎを防止できるというのもポイントです。
揚げパンはいつ食べるのがいい?
揚げパンの種類によってはタンパク質や食物繊維が多く含まれているものもあり、栄養素の効果を最大限に発揮できる時間帯は、活動量が増える朝の時間帯に食べるのがおすすめです。
揚げパンを食べすぎたらどうなる?
揚げパンは油で揚げて、さらに砂糖も多く使用する事から食べ過ぎは体重の増加につながってしまいます。また、糖質の摂り過ぎから糖尿病や高血圧など様々な病気を引き起こす懸念があるので、注意が必要です。
揚げパンを使ったダイエットにおすすめのレシピ
揚げパンにはダイエット中におすすめの栄養素が多く含まれています。そこでここからは、ダイエット中におすすめの揚げパンを使ったダイエットレシピを紹介していきます。
揚げないきなこ揚げパン
食べ方 | 1食あたり(g) | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
揚げないきなこ揚げパン | 65g | 136kcal | 12.2g |
<作り方>
- コッペパンの表面にバターを塗り、アルミホイルをくしゃくしゃにして伸ばし、その上にバターを塗ったコッペパンを置いてトースターで2分焼く
- トースト中に裏返して両面をカリッとするまで焼く
- きび砂糖、きな粉、塩ひとつまみをすべて袋に入れて、混ぜる
- パンが焼けたらパンを袋に入れて、パンがつぶれないようにしながら全体にまぶしていく
焼くことで香ばしく仕上がるだけでなく、カロリーカットできおすすめです。ヘルシーでも食べ応えはそのままなので、満足感も感じる事もできます。
ブランパンの揚げパン
食べ方 | 1食あたり(g) | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
ブランパンの揚げパン | 50g | 150kcal | 20.1g |
<作り方>
- きな粉と0kcalの砂糖を混ぜておく
- フライパンにココナッツオイルを入れて中火にかける
- パンを入れてコロコロ転がし、全面に軽く焼き色が付いたら火を止めて、熱々のパンにきな粉をまぶす
- 外はカリカリ、中はふわふわに仕上がったら完成
ブランパンには食物繊維が多く含まれており、少量でも満腹感を得やすい効果が期待できるので、食べ過ぎを防止したい時やカロリーコントロールしたい時にも最適です。
フルーツあんの揚げパン
食べ方 | 1食あたり(g) | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
フルーツあんの揚げパン | 110g | 270kcal | 29g |
<作り方>
- 粉類をふるい、パンミキサーのポットに入れ、ドライイーストも合わせる
- 卵、牛乳を合わせ、28℃にしておく
- パンミキサーのタイマーを20分にしておき、羽根を回転させながら2を少しずつ加える
- 生地がまとまればバターを加える
- 回転が止まったら中蓋をし、ポット内で一時発酵させる
- 2倍に膨らんだらガス抜きし、15個に分割して丸めてベンチタイムを取る
- りんご、バナナ、あんずは7㎜角にカットし、レーズンは湯洗いしておく
- りんご、砂糖、レモン汁、バターを合わせて少し煮て、バナナ、あんず、レーズン、ラム酒を加え、水気がなくなるまで煮ていく
- 生地を直径10cmくらいの円形にする
- 9に8を乗せる
- 空気が入らないように少しずらして重ね、綴じ目をしっかり留める
- クッキングシートを敷いた天板に並べ、ホイロする
- 170℃にし、揚げ油できつね色に揚げる
- 油を切り、砂糖を振りかけたら完成
フルーツあんには多くのカリウムや食物繊維が含まれている為、浮腫み防止や便通の改善にも効果的です。優しい甘みに仕上がるので、ダイエット中でも食べやすいスイーツになります。