たっぷりのカスタードクリームが入ったクリームパンは、ダイエット中にはカロリーや糖質が気になるという方も多いと思います。しかし、カスタードクリームの中には牛乳と卵黄が入っているので、良質なタンパク質を摂取できるというメリットもあります。そこで今回は、クリームパンについて詳しく紹介していきます。
- クリームパンのカロリーとは?
- クリームパンはダイエットに効果的!栄養素から確認!
- クリームパンに期待できる効果・効能まとめ
- クリームパンをダイエット中に食べるときの注意点
- クリームパンを使ったダイエットにおすすめのレシピ
目次
クリームパンのカロリーとは?
クリームパンのカロリーは1個(91.7gの場合)あたり216kcalで、100g換算だと236kcalです。
脂質は6.13gで、糖質は32.01gです。クリームパンにはタンパク質が多く含まれている為、代謝アップの効果があります。ダイエット中に食べるなら低糖質なものを選んで食べるとよいでしょう。
脂質は6.13gで、糖質は32.01gです。クリームパンにはタンパク質が多く含まれている為、代謝アップの効果があります。ダイエット中に食べるなら低糖質なものを選んで食べるとよいでしょう。
クリームパン | 量g | カロリーkcal | 糖質量g | タンパク質g |
---|---|---|---|---|
クリームパン | 100g | 236kcal | 34.91g | 6.67g |
1個(91.7g) | 216kcal | 32.01g | 6.12g | |
クロワッサン | 1個(40g) | 179kcal | 16.84g | 3.16g |
ジャムパン | 1個(81.7g) | 230kcal | 44.58g | 4g |
- 参照:文部科学省「食品成分データベース」
クリームパンは菓子パンであるので、やはり糖質の量は高い傾向にあります。定番のカスタードクリームの他に、チョコクリームや抹茶クリームなど、様々なバリエーションがありますが、クリームの種類によっても糖質の量やカロリーが変わるので、ダイエット中に食べる際にはなるべく低カロリー、低糖質なものを意識する事が大切です。
クリームパンはダイエットに効果的!栄養素から確認!
クリームパンに含まれるタンパク質には、ダイエット効果があります。筋肉量を増やす作用があり、さらに食物繊維と合わせる事で腸内環境を整えてくれる効能がある為、便通を良くしてくれる事が期待できます。
クリームパンの1個あたり(91.7g)の栄養成分 | |
---|---|
エネルギー | 216kcal |
糖質量 | 32.01g |
タンパク質 | 6.12g |
脂質 | 6.13g |
炭水化物 | 32.89g |
クリームパンに含まれる牛乳や卵には良質なタンパク質が多く含まれており、筋肉量を増やして効率的に代謝をアップしてくれる働きが期待できます。また、少量でも満腹感を得る事ができるという事もあり、食べ過ぎを防止する効果もあります。菓子パンは比較的、腹持ちが悪いので食べ過ぎてしまうという事も多いですが、タンパク質が多く含まれているクリームパンは腹持ちが良いというのもポイントです。
クリームパンに期待できる効果・効能まとめ
クリームパンはタンパク質を豊富に含んでいます。タンパク質には筋肉量を増やす役割があり、代謝アップの効果があります。また、モリブデンには糖質や脂質を効率的にエネルギー源に変えてくれる作用がある為、脂肪が蓄積されにくい体つくりに効能があります。
クリームパンの効果・効能
- ダイエット効果
- 代謝アップに役立つ
- 太りにくい体つくりに効果的
- 食べ過ぎ防止に役立つ
クリームパンと食物繊維を多く含む野菜を使ったサラダを一緒に食べる事で、食物繊維の働きにより腸内環境を整えて便通を良くしてくれる働きが期待できます。食べ過ぎ防止にもおすすめなので、腹持ちの良い組み合わせでもあります。
クリームパンをダイエット中に食べるときの注意点
クリームパンには代謝アップの効果、太りにくい体つくりにおすすめの栄養素が多く含まれています。しかし、糖質やカロリーが高い事から食べ過ぎは逆効果です。そこでここからは、ダイエット中にクリームパンを食べる際の注意点について紹介していきます。
クリームパンを1日に食べてよい量とは?
クリームパンは代謝アップに効果的なタンパク質が多く含まれていますが、糖質やカロリーが高い傾向にあるので食べ過ぎは禁物です。その為、クリームパンを食べる際には、1日1個程度に抑える事が大切です。
クリームパンはいつ食べるのがいい?
クリームパンには代謝アップの効果が期待できるタンパク質が含まれている為、活動量が増える朝の時間帯に食べるのがおすすめです。活動量が増える時間帯に食べる事により、効率的に糖質や脂質をエネルギー源に変えてくれる働きが期待できます。
クリームパンを食べすぎたらどうなる?
クリームパンにはダイエットにおすすめの栄養素が多く含まれていますが、糖質やカロリーが多く含まれている為、食べ過ぎは体重の増加につながってしまいます。また、糖尿病や高血圧など様々な病気の原因となってしまう懸念もあるので、適量を守るようにしましょう。
クリームパンを使ったダイエットにおすすめのレシピ
クリームパンにはダイエット中に積極的に摂取したい栄養素が多く含まれていますが、カロリーや糖質も多く含まれる為、ダイエット中には敬遠しがちな食材でもあります。しかし、工夫次第でダイエット中でも安心して食べる事ができるものもあります。そこでここからは、ダイエット中におすすめのクリームパンを使ったダイエットレシピを紹介していきます。
おからパンでクリームパン
食べ方 | 1食あたり(g) | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
おからパンでクリームパン | 80g | 124kcal | 16.8g |
<作り方>
- 牛乳、卵、おから、強力粉、薄力粉、砂糖、塩、バター、ドライイーストの材料を順にホームベーカリーに入れて生地を作成する
- 卵黄に砂糖、薄力粉を入れ、牛乳を少しずつ加えながら混ぜる
- 電子レンジで600Wで1分加熱する
- その後、600Wで30秒を4回繰り返し、加熱のたびにしっかり混ぜる
- クリームが緩いようなら加熱し、バターとバニラエッセンスを入れる
- クリームが乾燥しないようにラップでしっかり密閉し、冷やす
- 一時発酵終了後、12個に分けて丸めて10分間ベンチタイム
- パンの生地にクリームを入れて成型し、40℃のオーブンで40分間二次発酵する
- 200℃にオーブンで15分焼いたら完成
おからを使用する事で腹持ちが良いだけでなく、タンパク質を効率的に摂取できるというメリットがあります。ヘルシーなだけでなく、カロリーオフできるというのもダイエット中におすすめのポイントです。
洋ナシの豆乳クリームパン
食べ方 | 1食あたり(g) | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
洋ナシの豆乳クリームパン | 100g | 185kcal | 20.1g |
<作り方>
- ホームベーカリーにパン生地の材料を入れて、一時発酵まで済ませる
- ボウルに薄力粉、砂糖、全卵、豆乳、バニラエッセンスの材料をすべてボウルに入れ、しっかりラップをふんわりして電子レンジで2分加熱する
- 一度取り出して混ぜ、もう一度電子レンジで2分半加熱したらクリームの完成
- 洋ナシの水分をしっかりキッチンペーパーで取る
- パン生地をホームベーカリーから取り出して軽くガス抜きをし、10等分に分割して丸めて濡れ布巾をかぶせておく
- 生地を成型し、中にクリームを入れたらカットした洋ナシを乗せて35℃で25分二次発酵する
- 190℃のオーブンで15分焼いたら完成
見た目にもおしゃれなクリームパンは、ヘルシーで豆乳をクリームに使用する事でタンパク質を摂取できるというのもポイントです。
リンゴのクリームパン
食べ方 | 1食あたり(g) | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
リンゴのクリームパン | 101g | 338kcal | 32.9g |
<作り方>
- リンゴを皮つきのまま1cmの角切りに、バターを入れ熱したフライパンで水分が飛ぶように炒め、砂糖入れてさらに炒める
- 大体火が通ったら、粗熱を取っておく
- 耐熱ボウルに砂糖、薄力粉、コーンスターチを入れ、泡だて器でふわふわになるまで混ぜ合わせる
- 牛乳を加え、卵黄も加えてさらに混ぜ合わせ、残りの牛乳も加えて混ぜたら一度濾す
- 電子レンジに2分かけ、一度取り出して泡だて器で混ぜる
- さらに1分かけまたよく混ぜ合わせる
- 仕上げにラム酒、バニラエッセンスを加えて混ぜ合わせてカスタードクリームが完成
- 生地を捏ねてガス抜きした生地を等分にカットする
- カスタードにリンゴを加え、生地に入れて丸めていく
- 適当に折ったプリッツを刺し、リンゴの形にする
- 霧吹きをして、20~30分二次発酵する
- 200℃、10~12分焼いたら完成
甘酸っぱいリンゴカスタードがアクセントのリンゴのクリームパンは、優しい甘みもあるので砂糖の量を減らしても美味しく食べる事ができます。手間は掛かりますが、その分、美味しくヘルシーに食べる事ができるのでおすすめです。