WEBOO[ウィーブー]

暮らしをつくる

スーツの白カビ・黒カビをおうちで取る方法!カビが生える原因と保管方法もご紹介

#収納 #掃除

miraclenakm
フォローする
 お気に入り
  • Tweetする
  • シェアする
  • LINEで送る

2021年10月22日更新

「明日必要なスーツにカビが生えていた!」なんて経験はありませんか?もうクリーニングは間に合わないし、どうしようかと焦っちゃいますよね。

そこで今回はおうちで簡単にできる応急処置を、白カビと黒カビ別にご紹介します。スーツにカビが生えてしまう原因や保管方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてお気に入りのスーツをカビから守りましょうね。

    目次

  1. スーツにカビが生える原因
  2. スーツに生えた白カビの取り方
  3. スーツに生えた黒カビの取り方
  4. スーツにカビが生えるのを防ぐ方法

スーツにカビが生える原因

クローゼットにきちんと掛けて収納していたのに、なんでカビが生えちゃうの?

大きく分けて3つの原因が考えられます。
  • 湿度
  • 温度
  • ウール素材がカビの栄養素になった

これからそれぞれについて、分かりやすく説明しますね。

原因①湿度

お風呂場などの水回りだけでなく、クローゼットも湿気が溜まりやすい場所なんです。理由は狭い空間に汗や湿気をたくさん吸収している衣類が入っている上に、扉も閉めっぱなしだからです。梅雨時期には、湿度70%を超えることがザラにあるんだとか!

ちなみに多くのスーツで使われているウール素材は、湿度50~55%程度が良いとされています。これより高いとカビなどの微生物が繁殖しやすく、不快な臭いの原因にもなるんです。

原因②温度

カビが発生する温度は20℃~30℃。クローゼットはまさに、カビが大好きな温度に保たれています!

原因③ウール素材がカビの栄養素になった

カビはたんぱく質を栄養として繁殖します。多くのスーツはウール素材ですが、実はウールはたんぱく質なんです!

スーツに生えた白カビの取り方

これからおうちでできる応急処置を2つご紹介します。ただし白カビはホコリみたいな見た目とは裏腹に、強い毒性を持つものも多いです!どの方法を試すにせよ、手で触らない・吸い込まない・部屋にカビ菌をまき散らさないように細心の注意を払ってください

応急処置①30℃~40℃のお湯ではたき洗い

必要なもの

  • 30℃~40℃のお湯
  • タオルやウエス
  • ドライヤー

やり方

  1. ぬるま湯にタオルをつけ、固く絞る
  2. タオルで白カビ部分を叩く(拭くとカビが染み込んでしまうので、必ず叩いて!)
  3. ドライヤーで乾かす

応急処置②エタノールでブラッシングする

スーツによってはエタノールで色落ちしてしまうことがあるので、必ず見えない部分でテストしてからはじめてください。

必要なもの

  • エタノール
  • 古歯ブラシ
  • ドライヤー

やり方

  1. 見えない部分でテストする
  2. 色落ちしないことを確認出来たら、古歯ブラシの毛先にエタノールを浸ける
  3. 軽く叩くようにブラッシング
  4. ドライヤーで乾かす

スーツに生えた黒カビの取り方

黒カビは残念ながら自宅では対処できませんので、クリーニングに出しましょう。ただし、黒カビが生えてしまったスーツが「ウール100%」であれば、酸素系漂白剤で応急処置が可能かもしれません。

必要なもの

  • 酸素系漂白剤
  • バケツ
  • 50℃のお湯
  • ハンガー
  • ゴム手袋

やり方

  1. ウール100%素材かを、必ずタグで確認する
  2. 50℃のお湯をはったバケツに、酸素系漂白剤を入れる(お湯1Lに対し、酸素系漂白剤は10g)
  3. 手袋を着用し、バケツの中で黒カビ部分を擦り洗い
  4. 1時間つけ置きし、 洗濯機の「ドライモード」で洗濯する
  5. ハンガーにかけて陰干しする

ただし酸素系漂白剤&洗濯機を使う際には、縮み・シワ・型崩れ・色落ちなどのリスクがあります。

スーツにカビが生えるのを防ぐ方法

もちろんスーツにカビが生えないのが1番!ちょっとした心掛けで、カビの発生を予防できちゃいます。
 
  • まめにクローゼットの換気をする ~梅雨時期は、クローゼットの中も除湿機を使うと◎
  • クリーニングに出した際の袋は外す~カバーをかけたいときは、布製など通気性のよいものを!
  • 一度でも着た服は洗濯して、スーツにカビを広げない
今回は「明日このスーツが必要なのに!」なんて困ったときの、白カビ・黒カビの取り方をご紹介しました。ただしこれらは応急処置なので、しつこいカビ菌がまだ潜んでいるかもしれません。健康のためにも、ほかの衣類にカビを広げないためにも、時間があるときはクリーニングに出すと安心ですね。

あなたにおすすめ

この記事に関連するキーワード

  • miraclenakm

    こんにちは☆暮らしが快適になる・節約できる・楽しくなる♪そんな工夫やアイデアをお届けします。読んで...

    フォローする