デリケートゾーンに石鹸を使うとおりものが増えるって本当？正しい使い方について

おりものが増える原因は様々ですが、主な原因となるものを4つ紹介します。
では、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

おりものの分泌と密接な関係にあるのが、女性ホルモンです。その中でも、エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンとの関わりが強く、卵胞ホルモンの分泌が多くなるのが排卵期のため、生理と生理のちょうど真ん中くらいの時期におりものも増加する傾向にあります。

おりものの量は、年齢によっても違います。

10代：初潮を迎えるころから増えはじめますが、まだ女性ホルモンの分泌が不安定のため、おりものの量も増えたり減ったりします。

20代、30代：女性ホルモンの分泌が盛んになるにつれ、おりものの量も増加。女性ホルモンの分泌が安定していくことでおりものの周期も安定していきます。

40代、50代：更年期に向けて女性ホルモンの分泌が減少し、おりものの量も減っていきます。

閉経期：閉経から2～3年で卵胞ホルモンの分泌もほとんどなくなり、おりものの量も激減します。

性行為は、膣を様々な細菌やウイルスに感染させてしまう可能性があります。
クラミジアや淋菌、トリコモナスなど、細菌やウイルスに感染すると、おりものの量が増える原因となります。

代表的な症状は以下のとおりです。

ストレスや疲れは、体の免疫力を低下させ、女性ホルモンのバランスも崩します。
女性ホルモンの分泌に異常が発生すると、性周期が乱れ、おりものの増加に繋がります。

おりものの変化を確認することで、自分の体調の変化に気づくことができます。
そんなおりものの変化には、注意しなくてはいけないものと、問題ないものとがあります。