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【TBD】とはどういう意味かわかる?資料にあったらどうするべき?

#TBD #英語 #略語

できち
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2021年3月3日更新

英語で書かれている資料や企画書などに目を通していると、文章や人名の最後に「TBD」という言葉が付いていることがあります。
このTBDとはどのような意味の言葉なのでしょうか?ここではネイティブがよく使う「TBD」の意味や使用するシーン、実際に使うときの注意点をお伝えします。

①「TBD」とはどういう意味?

「TBD」は「To Be Determined」という英語の省略形です。
文章や人物名の後ろに加えることで未確定、現時点では決定事項ではないということを説明してくれる言葉で、ニュアンスとしては「今は未決定だけれど、将来決定するであろう事項」「決めなければいけない事項」という意味で使われます。

英語圏のビジネスシーンでは頻繁に使われており、近年は日本でもビジネス用語として広まりつつあります。

②「TBD」はどういった場面で使われる?

TBDは詳細は決まっていないけれど、取り急ぎ資料や概要などの情報を伝えたいというシーンで用いられるケースがほとんどです。また、「D」を意味する単語は、文脈の中で微妙に変化します。

たとえば「未削除」ということを伝える場合、Determinedではなく「Deleted」が使われます。TBDという表記自体は変わりませんが、日本語訳すると少々ニュアンスが変わることを覚えておくと便利です。

③「TBD」と書いてあったらどう解釈する?

TBDと記されている場合、事項・行動・人物がまだまだ未定であると解釈するのが一般的です。具体的なことはまだこれから、と認識しておけばよいでしょう。

またTBDはあくまで「決める予定」であり、決定してもアナウンスがない場合もあります。決定したかどうかを知りたい場合は、自分から確認するように心がけるといいですね。もし自分が深く関わるプロジェクトの場合は、決定しだい書き換えをおこないましょう。

④「TBD」を使うときの注意点&間違えがちな言葉は?

TBDは現時点で決まっていないが、早めに情報を知らせておきたいというときに便利な言葉です。しかし資料や企画書がTBDだらけだと「見切り発車」という印象になりやすいので、使いすぎに気を付けましょう。ちなみに、TBDと似た言葉には
 
  • 「TBA(To Be Announced、後日発表)」
  • 「TBC(To Be Confirmed、確認中)」

というものもあります。それぞれ違う意味なので、使い方に気を付けましょう。

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