メールなどで見ると「笑われてる?」と思いがちな記号の「w/」。海外の方との文章のやり取りで見かけることが多いですが、実際にはどのような意味なのでしょうか? 今回は「w/」の意味や文中に使われていたときの返信例についてご紹介します。
①「w/」ってどういう記号?言葉の意味は?
海外の方と英語の文章でやり取りをする中で「w/」という表現に戸惑った経験はありませんか?その正体は「with(~と一緒に)」という意味の言葉です。文章でいえば「Let's talk w/me!」というふうに使われます。「4 U(for you)」「thx(thanks)」のようなネット用語の仲間ですね。
日本では知らない方も多いですが、海外では使用頻度が多く、便利な言葉として広く使われています。
日本では知らない方も多いですが、海外では使用頻度が多く、便利な言葉として広く使われています。
②「w/」に似ている「w/o」「b/w」ってどんな意味?
w/とともに海外でよく使われているのが「w/o」という記号です。実はこれも省略された言葉で「without(~なしで)」という意味となります。
また「b/w」は「between(~の間で)」として文章に登場します。ただし文脈によっては「black or white(白黒の)」という意味に捉えられる場合があるので、混同を避けるために「btwn」と書くケースも。文章の雰囲気で使い分けることが多いようです。
また「b/w」は「between(~の間で)」として文章に登場します。ただし文脈によっては「black or white(白黒の)」という意味に捉えられる場合があるので、混同を避けるために「btwn」と書くケースも。文章の雰囲気で使い分けることが多いようです。
③海外でよく「w/」を使うのはなぜ?
海外の方が文字のやりとりでw/を使う理由の1つに、文字を入力する手間を省きたいという理由があります。日本でも「コンビニ」「リモコン」というふうに省略言葉をよく使うので、それと同じですね。
2つめの理由は「Twitterなどの文字数制限のある場所で文字数を削りたいから」です。より多くのことを語るための工夫ですね。もし海外の方とやり取りをする際に省略語を使いこなせたら、ネイティブっぽくてかっこいいかも!
2つめの理由は「Twitterなどの文字数制限のある場所で文字数を削りたいから」です。より多くのことを語るための工夫ですね。もし海外の方とやり取りをする際に省略語を使いこなせたら、ネイティブっぽくてかっこいいかも!
④メールで「w/」が使われていたらどう返したらいい?
「w/」は親しい相手のみならず、仕事相手や学術機関の論文などにも使用されている言葉です。ただ、あくまでも省略された言葉なので、送信する相手次第では不快感を与える場合もあります。
気心知れた関係の人や同僚、面識のある仕事相手に使う分には問題ありませんが、もしどうすればいいか迷ったら、本来の「with」を使うのがベターですね。使っても良い場面なのか、また失礼にならないか、TPOをわきまえて使ってみましょう!
気心知れた関係の人や同僚、面識のある仕事相手に使う分には問題ありませんが、もしどうすればいいか迷ったら、本来の「with」を使うのがベターですね。使っても良い場面なのか、また失礼にならないか、TPOをわきまえて使ってみましょう!