カロリーや糖質はどれぐらい含まれているのか、卵に多く含まれるとされるたんぱく質にはどのような効果があるのかについてお話しします。
また、卵を食べるにあたっておすすめのポイント、逆に注意すべきポイントもご説明します。
さらにダイエット中におすすめの卵レシピも載せていますので、ダイエットに卵を取り入れたいとお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
卵のカロリーとは?
卵のカロリーは1個(60gの場合)あたり91kcalで、100g換算だと151kcalです。
脂質は6.2gで、糖質は0.2gです。
ダイエット中は食事制限をする人が多く、体に必要な栄養素がどうしても不足しがちに。また、体脂肪を減らすことで筋肉量も減少しやすい傾向にあります。
しかし、卵は「たんぱく質」が豊富な食材。たんぱく質は、エネルギーを作る三大栄養素のひとつで、筋肉のみならず血液をつくる働きがあります。見た目と健康を維持しながら、美しくダイエットをするために欠かせない重要な栄養素となるのです。
卵 |
量g |
カロリーkcal |
糖質量g |
タンパク質g |
卵(生) |
100g |
151kcal |
0.3g |
12.3g |
1個(60g) |
91kcal |
0.2g |
7.4g |
|
卵(茹でる) |
100g |
151kcal |
0.2g |
12.9g |
1個(60g) |
91kcal |
0.1g |
7.7g |
|
卵(揚げる) |
100g |
345kcal |
0.3g |
14.3g |
1個(60g) |
207kcal |
0.2g |
8.6g |
参照:文部科学省「食品成分データベース」https://fooddb.mext.go.jp/history.pl
卵は生で食べても茹でて食べてもカロリーや栄養素に大きな変化はありません。
なので、お好きな方法で食べるのが一番良いと思われます。
ただ、揚げて食べるともちろんカロリーが大きく増加しますのでご注意ください。
卵はダイエットに効果的!栄養素から確認!
卵に含まれるたんぱく質は、ダイエット効果があります。
どうしてもダイエット中は不足しがちな栄養素であるたんぱく質ですが、たんぱく質が不足すると筋肉を維持することが出来なくなり、逆に太りやすくなってしまいます。
また、ビタミンCも合わせて摂ることでたんぱく質の吸収率がアップすることも覚えておきたいポイントです。
卵の1個あたり(60g)の栄養成分 |
|
エネルギー |
91kcal |
水分 |
45.7g |
たんぱく質 |
7.4g |
炭水化物 |
0.2g |
脂質 |
6.2g |
参照:文部科学省「食品成分データベース」
https://fooddb.mext.go.jp/history.pl
上記の栄養成分から見ても分かるように、卵は高たんぱく質・低糖質と非常にダイエットに向いている食品です。
たんぱく質を摂ることで、日々動いている私たちの身体を維持するために必要なエネルギー補給だけではなく、ダイエット中でも筋肉が衰えないように維持する役割も持っています。
さらに、高たんぱく質の卵は少量で満腹感を得ることができ、食欲の抑制にも繋がるためダイエッターさんたちの食事にぜひ取り入れて頂きたい食品ですね。
卵に期待できる効果・効能まとめ
卵はたんぱく質を豊富に含んでいます。
たんぱく質を補給することでダイエット中でも無気力にならず、元気な身体を維持することができます。
さらに、卵にはビタミンDも含まれており、カルシウムとして骨を頑丈にする効果もあります。
卵の効果・効能
|
ビタミンCには美肌効果だけでなく、筋肉の維持にも役立ちますのでこれもダイエッターさんにはおすすめの栄養素になります。
卵をダイエット中に食べるときの注意点
1日に食べてよい卵の量は1~2個とされています。
もし食べるのならば筋肉増強が望める朝がおすすめ!
コレステロールの摂取を抑えるようお医者さんに提言されている方は、卵を摂取しすぎないようにしましょう。
卵を1日に食べてよい量とは?
コレステロール値が上がる、とされている卵ですが、血中コレステロール値の上昇に直結するという研究結果は出ていません。
しかし、1つの食品だけに偏る食事は良くないので、1日1~2個を目安にすることをおすすめします。
卵はいつ食べるのがいい?
卵は朝に食べるのがベストです。
前述の通り、卵に多く含まれている栄養素はたんぱく質。
たんぱく質を朝に摂ることで筋肉の増大を促進し、基礎代謝を上げることが期待できます。
卵を食べすぎたらどうなる?
卵にはたんぱく質も豊富ですが、コレステロールも多く含まれています。
健康な人は卵を多く食べても問題ありませんが、お医者さんにコレステロールの摂取を抑えるように指示されている方は心筋梗塞などのリスクを下げるため、食べ過ぎないように注意してください。
卵を使ったダイエットにおすすめのレシピ
ここからは、ダイエット中にぜひ試してみて欲しい卵のレシピをご紹介いたします。
ゆで卵
食べ方 |
1食あたり(60g) |
カロリー |
糖質量 |
ゆで卵 |
60g |
91kcal |
0.2g |
<作り方>
|
卵をそのまま茹でてから頂くことで、たんぱく質など重要な卵の栄養素をほとんど落とさないまま摂取することができます。
お好みの調味料で味付けすることでいくらでも味変が可能!
小腹が空いたときにおやつにするのもいいですね。
卵かけごはん
食べ方 |
1食あたり(160g) |
カロリー |
糖質量 |
卵かけごはん |
160g |
269kcal |
37.2g |
<作り方>
|
忙しい方の味方、卵かけごはんです。
朝食に頂くことで、その日一日を過ごすエネルギーを手軽に摂取することができます。
また、朝のたんぱく質の摂取は筋肉増大と新陳代謝の改善にも繋がりますよ。
茶碗蒸し
食べ方 |
1食あたり(150g) |
カロリー |
糖質量 |
茶碗蒸し |
150g |
151kcal |
0.3g |
<作り方>
|
鶏ささみと一緒に食べることでたんぱく質を一気に摂取することができます。
ここに、たんぱく質を合わせると摂取効率がアップするビタミンCの含む食材を入れるなどし てアレンジするのも良いかもしれません。
例えば、小松菜でしたら茶碗蒸しにもピッタリです。