・機種によっては酸素系漂白剤は使えない!?

酸素系の漂白剤を使うと泡が落ちにくい機種もあります。そういった機種は、故障する可能性があるので塩素系を使うよう指示している場合があります。

取扱説明書を良く読んで、酸素系漂白剤が使用可能かどうか確認することをおすすめします。特にドラム式の洗濯機をお使いの方は注意が必要です。

・お湯の適温は40から50度！

温度が高すぎると洗濯機が故障してしまうかもしれないので、40から50度を目安に使用しましょう。

・他の漂白剤を混ぜると効果減！

普通にワイドハイターを使用する分には問題ありませんが、「複数の漂白剤を混ぜたらもっと効果が出る？」、「もしも塩素系漂白剤と混ざってしまったら、有毒なガスは発生する？」などと想像される方もいるかもしれません。

しかし、粉末タイプのワイドハイター（ワイドハイター　クリアヒーロー　クレンジングパウダー）に他の塩素系漂白剤を混ぜても、塩素ガスが発生することはないそうです。

ただし注意点もあり、

と書かれていますので、別の漂白剤を混ぜるのは控えたほうがいいでしょう。
ワイドハイターを使用の際は、商品のパッケージやメーカーサイトで注意書きや禁止事項をしっかり確認してから使うようにしましょう！

ここまでワイドハイターで洗濯機を掃除する方法をご紹介してきました。ところで、同じ「ハイター」という名前がついている、台所にある塩素系漂白剤「キッチンハイター」でも洗濯機の掃除ができると聞いたことがある方もいるでしょう。

結論から言うと、キッチンハイターも使えます。

でも、こちらには過炭酸ナトリウムが入っていません。また、ステンレス槽の場合は変色したり傷んだりしてしまうので、つけて置く時間は短めにしないといけません。

メーカーによっては使用できない洗濯機もあるので、使用前に取扱説明書を良く読んで確認しましょう。

もし使用するのであれば、使用量は水5Lに対してキャップ1杯くらいです。使い方は同じですが、つけ置き時間を減らします。プラスチック槽は1〜2時間くらいで、ステンレス槽は、30分以上置かないように気をつけましょう。

安くて手軽に購入できるワイドハイターはいつもの衣類のお手入れだけではなく、洗濯機を丸々掃除できてしまう優れものです。洗濯機だけでなく、他の掃除にも使えるので無駄がありませんね。

きれいになった洗濯機を維持するには、洗濯槽はできるだけ1〜2カ月に１度は掃除をしましょう。

それから、カビを生やさないように予防することも大切です。洗濯後に槽乾燥することや、ふたを開けたままにするだけでだいぶ違いますよ。

また、良くやってしまうのは、洗濯機の中に脱いだ服を入れること。そうすると、常に湿気がこもったままになり、カビが生えやすい状態になってしまいます。

カビ対策を心がけながら、洗濯機を定期的に掃除して気持ちいい香りに包まれた毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか？