手順1:工作を持った子どもの写真を撮る
作業に入る前に、まず工作の写真を撮りましょう。ここでのポイントは、「子どもがその工作を持っているところの写真を撮ること」です。
子どもと一緒に写真を撮れば、あとから見返したときにも子どもの成長具合がわかり、思い出にもなります。また写真に残すことで、子どもは満足感を覚えますし、親も捨ててしまう申し訳なさが薄まります。
子どもとセットで写真を撮ったあと、工作だけの写真を撮るのもおすすめです。写真をフォトブックにして思い出として残すのもいいですね。
祖父母の家が遠方にある場合はフォトブックにしていれば、工作を写真で見せることもできます。帰省の際に工作を持っていくのも大変ですし、写真を見せるだけでもきっと喜ばれますよ。
手順2:【もうすぐ捨てるよ】段ボールを作る
◎写真を撮ったあと、1週間くらいは子どもの目のつくところに工作を置いておく
最初は作ったばかりなので、追加で工作したり遊んだりすることもあります。このとき子どもが気に入っている工作類は家の中に飾ってもいいですね。そのあと、段々と興味が薄れて触らなくなってきます。大抵、1週間程度の場合が多いです。そうしたら、
◎子どもの目につくところに空き段ボール箱を置き、中に工作を入れておく
これが【もうすぐ捨てるよ】段ボール箱となります。ここで重要なのは、【もうすぐ捨てるよ】段ボール箱の中の工作を見せながら、子どもに「ここに1カ月入れておくけど、遊ばなかったら捨てるね」と言うこと。
きちんと「段ボール箱に入った工作を見せて」約束してください。 約束ができるようになった年齢から、この作戦は使うことができますね。
手順3:時期を見て捨てる
そして、子どもと約束をしてから1カ月経ったあと、
◎段ボール箱の中で工作が放置されていたら処分する
我が家では1カ月としていますが、2週間前後でも十分かもしれません。
学校や保育園から帰ってきて工作が処分されていたとしても、約束したことなので子どもはほぼ文句を言いません。「写真を撮ったこと」「1カ月で捨てると約束していること」が、子どもの中でも不満を覚えない・納得のいく理由になっているようです。
段ボール箱の中が空になったら、また家の中に散っている工作を集めて、手順1の写真を撮ることからスタートする……という流れになります。
【もうすぐ捨てるよ】段ボール箱を上手に使うコツ
【もうすぐ捨てるよ】段ボール箱は、リビングの端っこや子供部屋に置いておくのがおすすめです。邪魔にならないところが一番いいですが、なるべく子どもの目につく場所に置きましょう。 作戦を決行する前に、段ボール箱を一度子どもに見せておくのもいいですね。