【ジブンスタイル Vol.3】福田逸佳さん ～誰でも手軽にお寺でヨガ！～

「もともと保育士をしており、その時に身体の疲れや腰痛に悩んでヨガを始めました。最初はただ身体を動かしてスッキリする感覚だけだったのが、続けていくうちに身体の悩みが減り、身体のメンテナンスを自分でしやすくなったりと、ヨガの心地良さにはまっていきました。ヨガを続けていくうちに、仕事での腰痛や肩こりが解消されるだけでなく、リラックスできる欠かせない癒しの時間となっていきました。また保育士の時だけでなく、その後の妊娠期間中や出産時も、ヨガの呼吸法や身体の柔軟性が活かされ、本当にヨガに助けられています。」

そもそもヨガとは、現代的に言うとインド発祥のエクササイズです。ただもともとインドでは宗教的な側面があり修行の一環でもあったのですが、日本では宗教的な要素は排除されていることが多いようです。現在は「美容と健康のためのエクササイズ」として人気があり、専用スタジオや、手軽なレッスンも数多く開催されています。

■～25歳　保育士として勤務
■退職後　 宮古島でインストラクター養成合宿でRYT200(全米ヨガアライアンス)の資格取得
　　　    　itsuyogaとしてフリーランスでヨガレッスンを開講
　　　　 　フリーランスで活動する傍ら、フィットネスジムなどのヨガクラスも担当
■同年　　 シニアヨガ・骨盤調整ヨガの資格取得
　　　　 　この時、シニアでも効果のある健康づくりのができることを知り、
　　　　　「老若男女問わず参加できるヨガクラスを開きたい！」と思い始め、
　　　　　 ご高齢の方や男性が参加しやすいようにブログやinstagramでの発信を開始。
■出産　　 出産を経験後「赤ちゃんや妊婦さんとのヨガも広めたい」と思うようになり、
　　　   　 ベビトレヨガ(赤ちゃんとママのヨガ)資格取得。
■現在　　 お寺ヨガのワンコイン定期レッスンのほか、ヨガイベント開催や企業向けの
　　　　　 出張ヨガ、高校でのアスリート向けヨガと精力的に活動中。　

その名の通りお寺の中で行うヨガ。どのようなヨガなのでしょうか。
「お寺の空気は凛としていて、毎朝住職さんがお香を選んで炊いてくださるので、非現実的でリラックスできます。『お寺で朝ヨガ』は現在4年目ですが、金沢の観光地 "ひがし茶屋街"が近いこともあり、海外観光客の方が足を運んでくださったこともあります。ヨガだけでなくお寺の雰囲気を身近に味わえるのもお寺ヨガの醍醐味です。」

「私がRYT200を取得した際に、高校時代の恩師から声をかけて頂きました。恩師は高校の教員であり、お寺の住職さんでもありました。私もお寺でヨガをすることにとても魅力を感じていたので、すぐに『始めてみよう！』と手探り状態でしたがスタートしました。」

ベビトレヨガとは「ママと赤ちゃんのためのヨガ」。
「保育士をしていたこともあり、子どもの発達や遊び・脳育などの知識を、ヨガを通してお母さんたちにシェアできたらなという思いで始めました。たとえば、この時期にこういう遊びをしたら赤ちゃんの脳に刺激が加わる...とか。自分自身が母親となったことで、赤ちゃんと関わるヨガの効果や産後のお母さんのヨガの大切さを実感し、さらに広めたいという気持ちが強くなりました。子どもの身体にも、産後のお母さんの身体にも良いことがあり、さらには母子の愛着関係が形成されて笑顔が増える...。良いことだらけで『これはもっともっと沢山の親子に楽しんで参加してほしい！』と強く思って開催しています。」

「ヨガ哲学の中にもあるのですが、どんな自分でも寛容に受け止めたり、自分に嘘をつかず素直に生きられるようになった気がします。 周りに流されず、自分の心を大切にできるようになりました。 それに繋がって、自分のことを大切にできるようになり、周りと比べることが減ったかな？と思います。もちろん『もっとこうなりたい』と何かに憧れたり欲が出ることもありますが（笑）ヨガレッスンのシャバアーサナ（最後のお休みのポーズ）でも、生徒さんたちには『まずは誰かではなく自分自身に感謝をして褒めてあげて...』とお伝えするようにしています。」 

福田さんのヨガレッスンはinstagramから受付しています！気になる方はぜひチェックしてみてください！心が落ち着くお寺ヨガを一度お試しあれ。