手軽に身近なものをアレンジできる金属パーツ、ハトメ。紙や布に穴を開けてハトメリングを付けるだけでおしゃれなDIYが可能とあって、今や100均でも必要なアイテムが全て揃うほどの人気ぶりです。今回は、そんなハトメを使うための手打ち工具について、具体的な使い方を動画でご紹介します。一般的によく使われるハトメパンチとの違いや、手打ち工具ならではの特徴についてもお伝えしていきます。
ハトメの手打ち工具って? ハトメパンチとの違いは?
ハトメの手打ち工具とは、ハトメ打皿とハトメ打棒のことです。この二つがセットで「打ち具」と呼ばれています。
ハトメパンチがより気軽に扱えるのに対して、手打ち工具は少し慣れが必要です。その分、取り付ける素材の形や穴を開ける位置を選ばない、大きなハトメも小さなハトメも取り付けられるなど、活用の範囲が広く、自由度が高い工具と言えます。
すでにハトメパンチを使っていて「もっと本格的なモノ作りがしたい!」と思っている方は、ぜひ手打ち工具を使ってみてください。慣れると使いやすく、お家でできるDIYの楽しみが広がりますよ。
ハトメの手打ち工具の特徴
ハトメの手打ち工具には、どんな特徴があるのでしょうか。
良い点と悪い点を箇条書きでまとめてみました。
良い点と悪い点を箇条書きでまとめてみました。
良い点
・取り付ける素材の形や、穴を開ける位置を選ばない
・ハトメのサイズを問わない(大きいハトメも、小さいハトメも対応できる)
・力加減がしやすい
悪い点
・ハトメを取り付けるためにハンマーや金づちで叩くときの音がうるさい
・工具の扱いに慣れるまで、少し作業がしづらい
音の問題がありますので、騒音に敏感な環境で作業をされる場合は、注意が必要ですね。
・工具の扱いに慣れるまで、少し作業がしづらい
音の問題がありますので、騒音に敏感な環境で作業をされる場合は、注意が必要ですね。
ハトメの手打ち工具の使い方
使い方の手順
- ハトメ打皿の中央に、ハトメの本体をセットする
- あらかじめ穴を開けておいた素材を置き、上から座金を被せる
- ハトメ打棒の先端部分をハトメの座金に当てる
- ハンマーや金づち等でハトメを叩く
これで、ハトメが変形し、素材に固定されます。
作業自体は、とてもシンプルですね!