- キッチンの裏技
- 切り口を見失ったラップを簡単にはがす方法
- 麺棒がないときはラップの芯を使う
- 粉ふるいがないときはボウルと泡立て器で代用
- 洗い物を出さないでバターを切る方法と保存の仕方
- キッチンペーパーは最後の最後まで使って捨てる
- 最後に
目次
キッチンの裏技
既に実践されている方もいらっしゃると思いますが、そこそこでやり方が違うかもしれませんよ!?簡単で便利な裏技を紹介します。
切り口を見失ったラップを簡単にはがす方法
まずはキッチンペーパーを適当な大きさに折り畳み、水で濡らして余分な水分を軽く絞ります(水がだらだら流れない程度)。水気を含んだキッチンペーパーでラップを濡らしながらなぞっていくと、切り口が浮いてきます。 切り口がわかればそこだけ一直線になぞればいいですが、切り口を見失っているときは全体を湿らせます。一部分だけはがれているときも全体を湿らせます。
あとは切り口を引っ張ったら簡単にはがせます。 キッチンペーパーがなかったら、清潔なタオルでも代用できます。 【フィルムを出したらラップの蓋をしっかり閉じて、パッケージを内側に傾けながら切ると失敗がありません】
麺棒がないときはラップの芯を使う
生地を伸ばすときに使うことが多い麺棒。ご家庭によっては麺棒がなかったり、よそで料理を作るときになくて困ることもあります。麺棒は使わないから買う必要がないというご家庭でも、たまに必要になることってありませんか? そんなときは、ラップの芯を使って麺棒の代わりにしましょう。ラップの芯は強度があって丈夫なのでちゃんと麺棒の代わりを果たしてくれますよ。 《芯を使う場合》 芯にラップを巻いて生地を伸ばすか、生地の上にラップかクッキングシートをのせて芯を使って伸ばします。 《芯がない場合》 芯を日頃からストックしている方はそういないと思います。都合よく必要なときだけラップを使い終わることもないので、芯がなければ使いかけのラップを使います。使いかけのほうが太さもあり強度もあるので実はこっちのほうがよかったりします。 使いかけのラップをパッケージから取り出し、あとはそのまま麺棒のように転がしながら生地を伸ばします。終わったらラップをパッケージに戻して汚れた部分だけ切り落とします。このときも生地の上にラップかクッキングシートをのせておくと清潔です。 切り口を見失ったら上記のラップのはがし方の要領ではがしてくださいね。
粉ふるいがないときはボウルと泡立て器で代用
粉をふるうときに使う粉ふるい器ですが、主にお菓子作りに使うことが多いですね。滅多にお菓子を作らないけどたまに粉ふるい器が必要になるという方はボウルと泡立て器で代用できます。泡立て器もない場合はビニール袋でもOK。 《ボウルと泡立て器で代用する》 ボウルに粉を入れ、泡立て器でシャカシャカとかき混ぜます。ベーキングパウダーやココアなども必要であれば一緒に混ぜます。ダマがなくなりサラサラと軽くなるまでかき混ぜましょう。 《ビニール袋で代用する》 ビニール袋に粉を入れたら空気を入れて膨らませ口を絞ります。上下左右に振って空気を含ませるようによく混ぜます。 粉ふるい器を持っていても、少量の粉をふるうときはこの方法だと洗い物が増えなくて助かります♪ 【ザルや茶こしで代用できる?】 粉をふるうのは、かたまりをなくしてキメの細かさを整える、粉の中に空気を含ませると焼き上がりがふんわりとして口当たりがよくなる、数種類の粉を混ぜ合わせるときムラなくきれいに混ざるといった理由からです。 ザルや茶こしは目が粗く、粉をキメ細やかにふるうことができないので代用品としては向きません。
洗い物を出さないでバターを切る方法と保存の仕方
皆さんはバターはどのタイプを利用されていますか?固形のもの?それとも切れてるタイプのもの? 切れてるタイプは10gずつ簡単に切り離せるようになっているので大変便利ですよね。ただ、経済面からみると固形タイプのほうが断然お得です。 雪印のバターを例に挙げてみると、固形バターは200gで定価410円、切れてるバターは100gで定価250円。同じ200gだと固形のほうが90円もお得になるんです。 固形タイプのバターも、購入したその日に切り分けて保存しておけば、使うときに簡単に取り出せて便利ですよ。
キッチンペーパーを使うと包丁が汚れない
まず箱からバターを取り出しまな板の上に置きます。次に固形のバターの包装を開きます。紙はそのまま敷いておきます。
写真のようにキッチンペーパーを二つ折りにし輪の部分に包丁を当てます。そのまま包丁を下に下おろし2等分にカットします。
今度は半分をさらに5等分にし、残りの半分も5等分に切ります。
最後に真ん中を切って20等分にします。これで1個が約10gになりました。 バターがカチカチだと切りにくいので、室温に戻してから切り分けるときれいに切れます。
切ったバターは包装紙ごと持ち上げて、タッパーにスルッと滑らせて移します。これで包丁もまな板も汚れません。
バターはチルド室で保存すると風味を損ないませんよ。
セリアで購入したタッパー。バター200gがちょうど収まるサイズです。片側だけを開けばすぐバターが取り出せます。開閉がスムーズにできるのでいちいち蓋を外して、また蓋をはめるという面倒な作業が必要なくてとても便利。
蓋が90度開いた状態で止まるので中のものが取り出しやすいです。 バターが20等分に切れるバターカッター付きの容器もありますが、値段が高くカッター部分を洗うのが少し面倒。 その点、ここで紹介した方法でバターを切って保存すれば洗い物は出ないし、タッパーだけだと洗うのも簡単です。目分量で切るので正確な量ではありませんが、普段料理する場合はそんなに正確な分量である必要がないのでこれで十分ではないでしょうか。
キッチンペーパーは最後の最後まで使って捨てる
使い捨てのキッチンペーパーはいろいろな用途に使えて重宝しますね。丈夫な素材なので使ったあとに捨てるのは勿体ない気がしますが、皆さんはどうしていますか? 鍋やボウルをキッチンペーパーで拭いて濡れただけのものは、汚れてはいないので最後まで使い切ってそれから捨てましょう。 程よく湿ったものはシンクの溝やスポンジの届きにくいところなんかもきれいに汚れを落とすことができます。洗い物が済んだら使用済みのキッチンペーパーで蛇口周りの水気を拭き取り、シンクの細かいところの汚れを落とします。そして最後の最後に排水溝にたまった細かいゴミを拾い集めてゴミ箱へポイ。 上から下へ。きれいなところから汚いところへという風に拭いていけば、使用済みのキッチンペーパーも無駄にしなくて済みます。気付いたときに細かいところを拭くようにしておくと、毎日の掃除が楽になりますね。
急いでいるときに限ってやってしまうラップの切り損じ。ペタッと張り付いてしまったらもうおしまい!切れ目がどこにあるのかわからなくて爪でガシガシと引っ掻いてみたり、切れ目を見つけても上の部分だけ一周して下のほうは残ったまま…、なんてこともありますよね。 実は張り付いてしまったラップは、どこのご家庭にもあるもので簡単にはがすことができます。一部分だけはがれてしまったラップだって簡単にはがすことができます。