毎日の生活の中で「もったいない!」と感じること、主婦ならよくありますよね。「もったいない」気持ちは「なるほど!」な家事アイデアを産んでくれました。今回はそのお話をしたいと思います。
日本人の「もったいない」精神
「もったいない」とは、もともとは仏教用語であり、日本語以外の外国語では表現する言葉がないと言われています。つまり、日本人が古くから持つ、日本人独特の感覚なのです。
「もったいない」という言葉には、「物を無駄にしない」「物を大切にする」という心が込められています。世界でもその日本人の精神が大きく評価され、「もったいない」を世界共通語にしようという働きかけも行われています。
「もったいない」という言葉には、「物を無駄にしない」「物を大切にする」という心が込められています。世界でもその日本人の精神が大きく評価され、「もったいない」を世界共通語にしようという働きかけも行われています。
自称もったいないおばさんの私がやっていること
主婦である私にも、「もったいない」は普段の家事、育児生活に溢れています。主婦にとって、「もったいない状態」を「もったいなくない状態」に変えるのはごく自然なこと。私が普段当たり前にやっていることを紹介させてください。
水がもったいない!食器洗いは「ピラミッド型」
使わなくなった哺乳瓶を捨てるのがもったいない!から計量カップとして使う
子供が使っていた哺乳瓶、どうしてますか?我が家ではこれを「耐熱性計量カップ」として使っています。哺乳瓶だから目盛りもついていて、しかも強度が高く、もちろん耐熱ガラス性だから熱湯も注げます。 ただ、持ち手がないため、熱湯を注いだときにミトンやフキンなどで持つか、下の写真のように哺乳瓶の上の方を持つ必要があるので、大きめの哺乳瓶が適しています。 ダイソーなどで「耐熱性計量カップ」を探したところ、なかなか見つからなかったときに、捨てられなかった哺乳瓶を無駄なく活用できて「もったいない」が一つ減りました。
新聞紙を捨てるのがもったいない!から生ゴミの臭いや水分取りに使う
生ごみを新聞紙で包みます。
新聞紙の元々の原料である木材は、繊維と繊維の間に隙間が開いていて、新聞紙を触った時のざらざらとした質感はそのせいです。その繊維の隙間に臭いや水分が入り込むために、新聞紙は吸湿、吸水、脱臭効果に優れていると言われています。 我が家ではこの性質を利用して、写真のように生ゴミを新聞紙でくるんでゴミ箱に入れています。こうすることで生ゴミの臭いが気になることもなく、さらに水気も取ってくれるので、毎日欠かせません。防臭剤などを買わなくても、新聞紙だけで効果抜群です。新聞紙をそのまま捨ててしまうのはもったいないですよ!
普段食器を洗うときに、必ずやっていることが、写真のように、洗剤を付けた食器をピラミッドのように重ねていくことです。 そうすることで、すすぎの段階で水を出した時に、一番上の食器をすすいでいても、下の食器にも水が流れていき、全ての食器を早くすすぎ終えることができます。これをやるのとやらないのとでは、使う水の量はもちろん、使う時間にも大きく差が出ます。