発達障害を理解すれば怖くない！種類や症状とは？

自閉症スペリとラム障害は人の気持ちがわからない、共感しにくい、周りがどのように感じているのか判断しにくいなどが症状があるといわれています。
この場合、勉強は一般学級で学べる子どもも多くいます。
そのため勉強はすごくできるために障害があると誰も思わず、二次障害(うつ病や統合失調症など)が発症してしまった場合もあります。
病気でないため完治はできないものの、絵本やおままごとを通して一般的な感覚を伝えてあげることも大切です。
 

ADHDは授業中に椅子に座っていられない、列から外れて走り出してしまう、指遊びが止まらないなどの症状があるといわれています。
娘もそうなのですが、椅子に座っていられるものの人よりもそわそわしていて人の話を聞いていないことが多いです。
そのために一度にいくつもの指示を受けると消化しきれずに３つの内２つしかできないことがよくあります。

ADHDは子どもだと絵カードを使用して指示をしたり、これからの行動を一覧表にすることを繰り返すことによって周りと同じように行動できるようになると言われています。
大人の場合は得意なことと苦手なことを周りに伝え助けを求めたり、薬によって注意欠陥や多動性を抑えられる場合もあるそうです。

学習障害は、漢字だけ書くことが難しい、文章を覚えられるけれど読めない、簡単な計算ができないといった症状があるといわれています。
そのため勉強不足や努力不足と思われることも少なくありません。

「ミッション・インポッシブル」でも有名なハリウッドスターであるトム・クルーズも読字障害（ディスレクシア）であると公表しています。台本などは読むことができないため録音した音声を聞いて覚えているそうです。
読めない場合は録音させてもらったり、書けない場合はパソコンを使用したり、工夫によって普通学級でも学習が可能です。
 

発達障害を診断してくれる病院は少なく、大人の場合、二次障害が発症してうつ病だと診断されてしまい発達障害が発覚しない場合もあるそうです。

ADHD(成人）病院検索｜大人のためのADHDサイト

どこに相談したら良いかわからない場合は、上記のサイトで検索することができます。
診断を受けることによって、生活環境の改善方法や社会的サポートを受けるために必要な診断書の発行をしてもらえます。


子どもの場合はこちらから病院検索ができます。
ADHD(小児)を相談できる病院検索

子どもとどのように接したら良いのか、社会的サポートを受けるために必要な診断書の発行、進学の際の不安などの相談をすることができます。

特効薬がないために地道な努力が必要かもしれませんが、診断を受けることによって様々なアドバイスを受けることができるため、人によっては生活が劇的に変わります。
私も子どもが診断を受け、子どもとのコミュニケーションの仕方を見直すきっかけになりました。
その結果、それまであった不安や悩みが少しずつ緩和していっています。

病院に行くのが怖い、認めたくないという人は大人も子どもも発達障害の相談窓口があるので相談をしてみましょう。

こちらのサイトから相談できる施設を調べることができます。
国立障害者リハビリテーションセンター・発達障害情報・支援センター

また発達障害のために就業が難しい場合、平成１７年に施工された「発達障害者支援法」により、自分に見合った支援を受けることができます。
自分の能力が低いから仕事ができないのではなく、職業適性が他の職業にある場合もあります。


子どもの場合は地域主催の言葉の教室や発達相談があります。
通っている保育園と情報を共有してくれたり、子どもの発達の手助けをしてくれます。
私も診断を受けてから利用を始めたのですが、「自分の子どもは普通じゃないの？」「育て方が悪いのか？」「これからどうしたらいいのかわからない」等、しばらくは暗闇を歩いているような気持ちを救ってくれたのが、この市の発達相談でした。
もちろん相性もありますが、悩んでいる方は一度飛び込んでみると道が開けたりもします。