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発達障害は誰のせい?子どもと笑顔になる5つの方法

#発達障害 #子育て

emirinrin
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2019年1月17日更新

子どもが発達障害と診断されてしまったら不安でどうしたらいいかわからなくなるお母さんも少なくないでしょう。不安な気持ちを少しでも押しのけて、子どもと笑顔になれるコツをお伝えします。

子どもの発達障害は私のせいなの?

子どもが発達障害かもしれない、あるいは診断を受けてしまったら、きっと自分を責めるお母さんもいるでしょう。私もそうでした。妊娠中、ギリギリまで働いていたせいかもしれない、食事がいけなかったかもしれない、体重が増えすぎたからかもしれない、挙げたらきりがないくらい妊娠中のいけない行動が頭の中に浮かび上がりました。

発達障害は遺伝が強いとも言われていますが、現時点では原因ははっきりしていません。もしかしたら原因は私かもしれません、でもそれもわかりません。

ぼっちにしろ原因はわからないし、わかったとしてもどうすることもできません。
それならば子どもの心が成長できるように動いてみませんか?とにかく動いてみると心が少し晴れやかになったりします。

今回は娘が発達障害の診断を受けた私が、子どもと一緒に笑顔になった行動をお伝えします。
 

①絵本の読み方を工夫してみよう

発達障害は大きく分けてADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)、学習障害の3種類に分けられます。娘はADHDとASDの診断を受けています。

障害がない子も、そうでない子もコミュニケーションはとても大切です。抱きしめたりスキンシップをとることもとても大切ですが、絵本はコミュニケーションをとりながらも心を育てることができます。ぜひ試してください。

絵本を読むときは子どもの体をどこか触れてみましょう。膝の上に乗せてもいいですし、時々頭をなでるでもいいです。子どもの体に触れることによって、子どもがぐっと落ち着きます。

そして読みながら登場人物はどんな気持ちか聞いてみましょう。最初は答えられないかもしれません。そういうときは「今、どんな気持ちかな?嬉しい?悲しい?」と、お母さんがヒントをあげましょう。それでも答えられないときはお母さんが教えてあげましょう。

自閉傾向が強いと、人の気持ちを察しにくい子もいます。絵本を通して、笑っているときはどんな気持ちなのか、叩かれたらどんな気持ちになるのかなど考えさせることによって、子どもの心はぐっと成長します。

②体を思いっきり使って遊ぼう

発達障害と診断された子の中には体幹が弱い子もいます。そのため疲れやすかったり、食事中に同じ姿勢でいることが苦痛な子もいます。

娘も4歳でけんけんが全く出来ず、ジャンプも少し下手でした。そのせいなのか食事中は疲れて呆けていたり、寝転んでしまったり、体を起こしながら最後まで食べられませんでした。

そんな子どもには公園遊びがお勧めです。そしてお母さんも一緒に動きましょう。公園遊びは、アスレチックなら体を鍛えることが出来ますし、鬼ごっこならゲームにルールがあることを教えられます。

そして体を動かすことによってお母さんも頭がスッキリします。子どももお母さんと一緒に遊べたことによって心が満たされるでしょう。

ついでに我が家は夏にトランポリンを購入しました。私のダイエットにもなりますし、体幹も鍛えられて一石二鳥でした。夏や冬は外に出るのが難しいので、ヨガやバランスボール、ダンスや布団を敷いてマット運動もお勧めです。お母さんが楽しそうに体を動かしていると、子どもも楽しそうに体を動かしてくれますよ。

 

③子どもと同じ「好き」を見つけてみよう

子どもとの関わりの中で同じ「好き」という感情は心をぐっと近くさせます。例えば我が家の場合は、映画とアニメです。好きなものなら食べ物でもいいでしょう。

好きなものの話をするととても嬉しくなりますよね。会話の中で同じ好きなものを出すことによって共感力も育ちますし、同じ「好き」という感情は心を落ち着かせてくれます。



 

④自治体のフォローを受けよう

発達障害の診断を受けて思うように働けないと言う人も中にはいるでしょう。そういう人は自治体のフォローを受けましょう。

現在日本では、障害者手帳や特別児童扶養手当というものがあります。これらは規定の書類を提出することによって手当てや補助を受けられるものです。
特別児童扶養手当は障碍者手帳がないと受けられないと思われている方もいますが、なくても申請は出来るので管轄の市役所や担当医に聞いてみましょう。

他にも自治体主催の支援教室もあります。回数は多くないかもしれませんが、参加することによって不安や悩みを相談したり、アドバイスを受けることも出来ます。私も担当の相談員さんのおかげで心が何度も救われました。

調べてもわからない、調べるのも疲れて出来ないという人は、とりあえず電話で問い合わせてみましょう。きっと笑顔になるヒントを得られます。

 

⑤ホッと休める時間を作ろう

コーヒーやホットドリンクを飲む、美味しいチョコレートを食べる、変顔をして子どもを笑わせる。

これが私のホッと心が休まる時間です。
夫から子どもと遊んでもらっている間に一人の時間を楽しむこともできますが、子どもと離れていると寂しいんですよね。でもずっと一緒にいるのも疲れるんですよね。

このホッとできるものが見つかるまで、毎日が本当に辛かったです。お母さんは人間です。超人ではありません。疲れるし、悲しくもなるし、弱くもなります。だからこそ自分がホッと休めることを見つけることが大切です。

このホッとした気持ちを持つことによって心にゆとりが生まれます。お母さんにゆとりがあると、子どもの笑顔も増えます。

お母さんの笑顔が子どもを笑顔にさせる

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    4歳と2歳のママです。 4歳の娘は発達障害、ゆるくのんびり療育しています。 プリキュアと甘いものが...

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