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失敗しない半熟卵の作り方|失敗する理由と成功するコツ

半熟卵は「絶対成功する」と書いてあるレシピを真似てみても、上手くいかなかったりしませんか?それは、茹でるときの温度に問題があるからです。なぜ失敗するのかがわかれば、次は成功します。失敗する理由と成功するコツ、半熟卵を使ったアレンジレシピを併せて紹介していきます。



#半熟卵 #レシピ

2018.3.9

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更新:2018.3.9 / 作成:2018.3.7

出典 www.pexels.com

夏と冬では、同じ時間で茹でても出来上がりに差が出ることをご存知でしたか?

半熟卵をレシピ通りに茹でてもキレイな半熟にできないのは、夏と冬の気温の差で違いが出るように、作る過程でお湯の温度に差が出て、茹で時間に違いが生じるからです。毎回、同じ条件で茹でれば、一年中安定した理想の半熟卵が作れます。

では、同じ条件とはなんでしょう。

 

夏と冬では水温が違う

出典 www.pexels.com

固茹で卵は常温・冷蔵、水から茹でても、一年中同じ固さに作れますが、温泉卵や半熟卵など、半熟で仕上げるものは夏と冬で、茹で時間が変わってきます。それは、水温が違うからです。

「常温・冷蔵庫の卵」「水から茹でる・お湯から茹でる」では、それぞれお湯の温度に差が出てきます。その差が、失敗の原因につながってきます。

まずは、温度が仕上がりにどう関係していくのか見てみましょう。

「常温・冷蔵」「水・お湯」それぞれの違い

夏と冬では、卵と水道から出てくる水の温度が違います

《常温の卵を使う》
冬は、常温でも卵が冷たいですが夏場は温度が上がるので、卵を茹で始めるときに、お湯の温度に変化が出て安定しません。

《冷蔵庫から取り出した卵》
冷蔵しているので一年中温度が変わらず、常に同じ温度から茹で始められるので、安定した仕上がりになります。

《水から茹でる》
夏場、水道から出てくる水は温かいので、沸騰するまでの時間が短縮されて早く茹で上がります。
冬場は水が冷たく、沸騰するまでに時間がかかり、茹で上がる時間が長くなります。
つまり、水から入れると、沸騰するまでの時間に差が出て、仕上がりが安定しません。

《沸騰したお湯から茹でる》
お湯は100度で沸騰するので、スタートが常に同じ状態で茹で始めることができ、一年中安定します。

常温卵、水から茹でる、共にお湯の温度に差が出てくるので失敗が多くなるのです。

半熟卵の作り方とコツ

出典 unsplash.com

作り方をポイントを押さえながら紹介していきます。

卵は一般的なMサイズを使用しています。LとSサイズでは茹で時間を+-1分にしてください。
個数は関係ありません。1個でも数個でも茹で時間は一緒です。
サイズがわからない場合は計量するとわかります。

【卵のサイズ】
L…64~70g未満
M…58~64g未満
S…46~52g未満

 

①卵は冷蔵庫から取り出してすぐ使う

鍋にお湯を沸かし始めます。タイマーを8分にセットして、冷蔵庫から卵を取り出します。

〇急いでいるときは、常温になるまで待てませんよね。時間があるときは常温に戻し、急いでいるときは冷蔵庫から出したものを使うという風にしていませんか?それでは、仕上がりにムラができてしまいます。必ず冷蔵庫から出したものを使用してください。

②卵に穴を開ける

卵のとがっていない底のほうに穴を開けます。

〇とがっていないほうは、「気室」といって、膜と殻の間に隙間があります。その気室の部分に穴を開けると、鍋の中で割れにくくなり、あとで殻がむきやすくなります。

【ポイント】膜を破かないように殻だけに穴を開けるようにしましょう。うっかり膜を破ってしまうと、白身がちょろちょろ流れ出してきますが、仕上がりに問題はありません。

(卵穴あけ器が100均などで売られていますが、なければ虫ピンでできます)

③沸騰してから卵を入れる

お湯は絶対ぐつぐつ沸騰するまで沸かしましょう。沸騰したら、お玉などに卵を乗せてそっとお湯の中に入れます。すぐタイマーを作動させます。キッチリ「8分」

【ポイント】このとき、もたつくと時間に誤差が出て茹で具合にムラが出ます。卵が数個ある場合は特に手早く投入してください。

卵が2個以上あるときは、大きめのすくい網に卵を乗せて網ごと茹でると、同時に茹で始められるので時間差をなくします。冷水に浸すときも、網ごと冷やせて便利です。茹で始めに、網を軽く揺すってあげれば箸で混ぜなくてすみ簡単です。

 

すくい網以外は向かない

すくい網の代わりに、味噌こし器を使うとお湯の温度が下がり、こし器の中のお湯が沸騰しないので使用しなでください。目が細かいステンレスのザルも温度に変化が出て失敗してしまいます。すくい網はほぼ平らで網の部分から熱がきちんと通るので安定します。

④強火で沸騰させながらながら8分茹でる

8分間強火で沸騰させながら茹でます。最初の2分は、菜箸でコロコロ混ぜ黄身が真ん中にいくようにします。ぐつぐつ煮立ってもヒビが入らないので、絶対吹きこぼれない限り火を弱めないでください。多少入ったとしても大丈夫。

※冷たい卵を沸騰したお湯に入れても破裂しませんでした。
 

失敗する最大の原因はココにある!

このとき一番重要なのが、火加減!必ず「強火」で8分間沸騰させながら茹でてください。

沸騰したらお湯は100度になっています。この100度を一定に保つことで、温度に誤差が出ず、冬だろうが夏だろうが、いつでも安定した半熟卵ができます。

中火や弱火で茹でると、温度に誤差が出て上手くできません。ちなみに中火で8分茹でると、下記の写真の「7分茹でたもの」のようになります。同じ条件で、同じように茹でたのに、中火で茹でただけでこんなに仕上がりが変わってきます。それくらい、茹でているときの火加減は重要なのです。

半熟卵を失敗する原因の多くが、「お湯の温度が一定に保てていない」というところにあります。必ず強火で沸騰させながら茹でることが、失敗しない最大のポイントです。

⑤8分経ったら火から下し冷水につける

茹で上がったらすぐ火から下し、冷水に取って卵を冷やします。

〇急に冷やされた白身が締まり膜と離れ、殻がむきやすくなります。卵が予熱で固まっていくのも防ぎます。

【ポイント】氷水で冷やすと一年中同じ温度を保っことができて、仕上がりにムラがでません。

⑥卵にヒビを入れてから殻をむく

2~3分冷やしながら、水の中で殻にヒビを入れていきます。

〇卵が2つ以上ある場合は、卵同士をこすり合わせると、細かいヒビが入ってむきやすくなります。
 

つるんと剥けました

細かくヒビを入れると、殻が卵から離れやすくなり簡単にむくことができます。

7分茹でたもの

茹で時間7分のものは、半分に切ったときに、とろっとした黄身が流れ出てきてしまい、ちょっと早いかなという感じです。

煮卵や黄身をソースとして料理に活用するのには向いているかもしれません。

8分茹でたもの

8分茹でたものは殻もむきやすく、完璧な半熟卵ができました。とろっとした黄身が流れ出しそうで流れ出ない絶妙な半熟加減です。

9分は、もう少し固まり、中央が半熟ぽくなります。
 

味付け卵にして常備食に

茹で卵や半熟卵は、生卵と違って日持ちがしません。なるべくその日の内に食べるのがベストです。次の日に食べるときは、冷蔵庫で保存しましょう。殻をむかないで保存すると、より持ちがよくなります。

調味料に漬けて味付け卵にすると、日持ちがするのでおすすめです。

味付け卵の作り方

半熟卵の味玉

出典 

醤油、みりん、酒、出し汁を合わせたものに、卵を入れて冷蔵庫で一晩漬け込みます。
そのまま食べたり、ラーメンや料理にトッピングして食べるのも美味しいですよね。日持ちするのでお弁当にもピッタリです。

半熟の味付け卵は、冷蔵庫で約3~4日間保存できます。
固茹では冷蔵庫で約1週間~10日間保存できます。

【ポイント】味付けを濃くしたりお酢を入れると日持ちします。

中から黄身がとろ~っ♪半熟卵のアレンジレシピ

半熟卵とパセリとベーコンの簡単おつまみ

出典 

半分に切った半熟卵に、粗く刻んだベーコンやオリーブ、松の実などを散らし、パセリと塩を混ぜたオリーブオイルをかけています。ブラックペッパーでアクセントを効かせ、ワインにもピッタリなおつまみになっています。

半熟玉子で肉巻き玉子*とろ〜り美味

出典 

半熟卵に豚肉を巻いて、甘辛く味付けをしています。ニンニクを利かせれば、パンチのある味になりご飯もすすみます。お弁当に持っていくときは固茹でがおすすめ。

半熟玉子のポテサラ

出典 

固茹での卵で作るポテトサラダも美味しいですが、半熟も違った味わいになり美味しくなります。食感もとろっつるんと食べやすく、黄身がソースみたいに絡んでコクのある味に。

半熟卵をのっけて食欲そそる丼ものレシピ

つるんと半熟ゆで卵がのったビビンバ風丼

出典 

丼ぶりに半熟卵は定番ですね。つるんとした白身に箸を入れると、とろ~っと黄身が流れ出し食欲をそそります。ピリッと辛いビビンバに黄身が絡まって、辛みをまろやかにしてくれます。

時短☆サイコロ根菜のドライカレー

出典 

根菜の大きさをそろえることで、調理時間が短縮されます。サイコロ状の具材の食感が楽しめる一皿です。黄身を絡めながらお召し上がりください。

アボカドと魚肉ソーセージの照り焼き丼

出典 

コスパが嬉しい魚肉ソーセージとアボカドがメインの丼ぶりです。こんがり焼いて甘辛く味付けしたソーセージはボリュームが出て男性にも喜ばれます。濃厚な味がアボカドともよく馴染み、そこに半熟卵の黄身が絡んで美味しさ倍増です。

半熟卵を成功させる最大のポイント

出典 www.pexels.com

半熟卵の茹で加減を常に安定させるための最大のポイントは

①卵は冷蔵庫から出してすぐ使う
②卵は沸騰したお湯から茹で始める。
③卵を入れたら、強火で沸騰し続け100度を維持する


以上の3つを守ると失敗がないでしょう。

冷蔵庫から出したものを使うから、食べたいときにすぐ作れるのもいいですね。
トロトロの半熟卵をご堪能ください。

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