【連載】パリ在住のシェフ:Carrie Solomon The Socialite Familyシリーズ 〜 Episode 1

連載1回目はThe Socialite Familyが送る、パリに住んでいるシェフ、フォトグラファー、ライターとしてELLEやNew York Timesなどで活動しているCarrie Solomonのインタビュー記事とおすすめレシピをお届けします。

更新:2018.2.20 作成:2018.1.23
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The Socialite Familyをご存じですか?The Socialite Familyはフランスの情報サイトで、インテイリアのデコレーションや現代家族のライフスタイルについて掲載している有名なサイトです。

今回はThe Socialite Familyが送る、「Chouquettes」という新しいスタイルのビデオシリーズをWEで掲載していきたいと思います。

第一回目はパリに住んでいるシェフCarrie Solomonのインタビューで、彼女の人生やレシピ、インテリアなど色々な話をThe Socialite FamilyのCarolineが聞いていきます。
Carrieにパリにあるフォブール・サン・ドニ通りで会うと、ふさぎ込んでいた気分を吹き飛ばしてくれる気分にしてくれます。フードフォトグラファーやシェフ、人気小説家などがよく通う、騒々しくも活気のある、変化に富んだ国際人が多い界隈に住んでおり、この活気が彼女を大きく刺激しているのだといえるでしょう。

Carrieはアメリカのミシガン州で生まれ、10年前に新しい世界を求めてフランスに引越してきました。最新出版物である「An American in Paris, Inside Chefs’ Fridges and Food with kids 」を開くと、パリ10区にあるアパートで笑顔で佇んでいる姿を見ることができます。

彼女が住んでいるアパートのインテリアについて
「開放的な空間が欲しかったので、日差しが入り込む緑のパティオのような中庭にしたの。開放感を増すために、なるべく白色のものを使うようにしているわ。小さな装飾雑貨からガラス壁まで、リビングルームから寝室までいたるところにガラス素材を使っているのよ。」と話しています。
全ての部屋は欧米で人気になってきているヒュッゲ(Hyugge:デンマーク語で気を使わずにくつろげる状態を指す)やオード(Ode:ヒュッゲよりも幸福な状態を指す)をイメージしており、全室にある彼女の家具は完璧で心地良く、安心させてくれる基調となっています。

このようにイメージが一貫していることからも壁で区切られた複数の部屋も、あたかも一つの空間のように感じることができるのです。
どうしてCarrieが家でプロアクティブに活動できているのかは、彼女の家にある自然素材、暖かなつくりの皮、そして居心地の良い心がこもった家具を見ればすぐに分かると思います。 さて、近々珈琲店を運営するパリ育ちの彼女がこれから、機能的な空間になっているキッチンエリアを案内してくれるようです。
 
お茶をしながら話をしていたのですが、ここにはスパイシーなパン粉や風味のあるグラノーラがおいてあったりと、周りに目移りしてしまいやすく大変でした。Carrieの心地よいアクセントと魅力的な話で、あなたもすぐに彼女に夢中になってしまいますよ。
The Socialite Familyの他のレポートや「Chouquettesビデオ」はこちらを参照。

Carrieのこれまでの生い立ちは?

Carrie:

私はミシガン州の中西部にあるミシガン湖沿いの小さな町で生まれ育ったの。大学を卒業してすぐにパリに渡ったわ。

特にずっとここに落ち着こうと思って行ったわけじゃないけど、全てが本当に自然と進んでいったと思う。

パリ生活1年目には写真について学んでいて、その時の教授が「誰も君に電話をしないから、もし何かを成したいと思うならまずは電話を手に取ろう。」と、とても素敵なアドバイスをくれたの。私はこの言葉を心にとめて、でたらめなフラングレ(フランス語と英語の中間言語)で全ての出版社に電話をかけて、幸運なことに「Madam Figaro」「Marie-Claire Maison」でちょっとした仕事をもらうことができるようになったわ。それ以来「Inside Chefs’ Fridges 」を含めた20冊以上の料理本の写真を担当したり、自身でも「Food avec les kids, Une Américaine à Paris.」といった料理本を書いたり、実は「ELLE」の雑誌でコンサルのお仕事もしているのよ。

フォトグラファーで、ライターで、シェフでもあるけど、実際にどういったことをしているの?

Carrie:
ほとんど毎日違うことをしているわね。

私の一日はこんな感じのジャングル生活なようなものよ。

午前中は朝食を作って、それをELLEに掲載する用の写真や新たに出版する料理本の写真として撮って、午後にはレストランに行ってコンサルの打ち合わせをして、一日の終わりに朝に作った料理のレシピを書くの。

初著書となる「An American in Paris」のアイディアはどのようにして出来上がったの?

Carrie:
その頃私はシェフやショコラティエなど他の人が書いた料理本の写真を沢山撮っていたわ。ある日「La Martiniere」の編集者に、私が担当する新しいアメリカン料理の本を用意したと言われたの。

私はもちろん「それは面白そうね。誰がその本を書いているの?」と聞いたのだけど、彼女は「あなたに書いてもらおうと思っているのよ」と言われたのがきっかけね。

アパートのどの部屋で一番時間を費やす?

Carrie:
一日のうち何度もキッチンとサロンスペースを行き来していると思うわ。キッチンで料理をしたりレシピの準備をしたりして、撮影にピッタリな自然光が入るサロンで写真を撮るの。

子供たちが帰ってきたら、ソファーをトランポリン代わりにしたり、私がクレーモデルを作る際に使うテーブルを取られたりしちゃって、サロンは遊び場に早変わりしちゃうのよ。

アパート内のデコレーションはした?

Carrie:
このアパートには6か月前に引っ越してきたので、あまりデコレーションする時間がなかったの。だから「光」や「白色」でアプローチをすることにしたら、結構私の好みに合っていたわ。壁に何をかけるかで凄く悩んだので、床や外套の柄をローテーションするようにしているのよ。

家に置きたいと思う、好みの色や素材は何?

Carrie:
想いが込められている手作りの布地が大好きなの。
例えば私が16歳の時に祖母が縫ってくれたブランケットや、友人に作ってもらった手作りの枕カバーでできたシートカバーなどがそうね。 白や淡いナチュラル色は光を反射するから好き。家具については、Leboncoinにある木、金属、枝編み細工のものや、蚤の市(フリーマーケット)にあったスウェーデン式の机など、素材が沢山合わさっているものが好きね。他にお気に入りの布地はKhadi and CoやSarah Lavoine、Caravaneにもあるわ。

アパートの中で一番重要なことは何?

Carrie:
光と広さ、そして実用的なキッチンであることが私の重要項目といえるわね。

このような素敵なデコレーションを家庭に取り入れるのは簡単?

Carrie:
ソファーカバーや子供のマーカーなど洗濯可能なものばかり買っているわ。また写真撮影のスタイリングはほとんど自分で作っているので、結構な時間をホームストアで小物をあちこち探し回って過ごしているわね。

Rue Princesseの「Coffee Parisien」でメニューを一新するようだけど、紹介してもいいレシピはある?

Carrie:
シーザーサラダがいいわね。
作るときは、最初にシーザーソースを作らなきゃだめ。

作り方

     大きなボールにパルメザンチーズ粉75g、マヨネーズ75g、みじん切りしたアンチョビのフィレット4枚分、マスタード ティースプーン1/2、レモンジュー 50mL、みじん切りしたニンニクひとかけらの1/4、卵黄2個分、オリーブオイル100mL、塩一振りを入れる。ハンドブレンダーで混ぜ合わせて、冷蔵庫に保存する。

②     ベーグルを切るか、パンを細く切る。

    ボールにオイルを少し垂らし、塩を加え半分みじん切りのニンニクひとかけを加え②とともにやさしく混ぜ合わせる。

    ③をオーブンに10分入れ、その間に200gのケールを準備する。

    ケールを水洗いし、中央の筋を取り除いて、みじん切りにするか細かく切り刻み、サラダボールに入れ、オリーブオイル、塩、レモン汁を少量かける。

    ボールを左右に振って味を馴染ませる。

    100gのシュクリーヌ(フランス語で「ふとっちょ」と呼ばれるレタス)と200gのコマ切れにしたチンゲン菜と混ぜ合わせる。

    200gのシーザーソース、パルメザンチーズ粉とクルトンを加え、レモンスライスを添えて食卓へ。

パリで一番好きな食べ物屋さんはどこ?

Carrie:
パリ12区にあるDersouでゆったりした日曜日を過ごすのが好き。平日は11区にあるMokonutsに行ったり、6区にあるCoffee Clubには時間があえばいつでもブランチをしに行ったりしているわね。食料品の買い物には、エスニック専門店の時はFaubourg Saint-Denisを使って、美味しい野菜が欲しい時はrue du Nilに行っているわ。

今年はどこにいる?

Carrie:
今年はrue Princesse にあるCoffee Parisienでシェフコンサルとして働いているわ。ELLEでカルト「Fiches Cuisine」レシピを月に2回書いたり、New York Timesでも活動しているわね。
写真:Constance Gennari / 文章:Caroline Balvay @thesocialitefamily 
翻訳:小野寺 編集:遠藤
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