空き缶をリメイクするメリットと注意点
空き缶をリメイクし、再利用するメリットとは?
空き缶リメイクのメリットは、ゴミを減らせる上に節約にも繋がるという点ではないでしょうか。
空き缶はゴミに出す場合は分別して捨てる必要があるので、余計な場所をとったり手間だったりするものです。
お子様がいらっしゃるご家庭なら、粉ミルク缶やジュース、お菓子の缶。お酒を飲む方なら、ビールや酎ハイの缶、ムール貝などのおつまみの缶。料理をされる方なら、ツナ缶、サンマ缶、トマト缶、フルーツ缶。DIYをする場合はペンキ缶などもありますね、普段の生活をしていく中で「不要な缶」は想像以上に多く出るものですよね。
缶は、軽量で柔らかく切ったり曲げたりと加工のしやすい「アルミ」・外圧に強い「スチール(ブリキやTFS)」の2つに大別できます。
いずれも金属なので、ちょっと可愛くリメイクするだけで収納容器にしたり、植木鉢代わりにしたりと、様々なシーンで活用できるので、空き缶をリメイクすることで欲しい機能が補えるようなモノは、わざわざ買い足す必要がなくなり節約にも繋がります。
さらに、自分でリメイクすることで、インテリアや用途にも最適なアイテムになるので、空き缶をリメイクして活用するメリットは大きいいと思います!
空き缶をリメイクする時の注意点とは?
空き缶をリメイクする際、使用する際は「缶の縁で手を切らないように注意が必要」です。
金属なので頑丈なのは嬉しいのですが、開封する時に発生する切り口。この縁部分は手を切ってしまう恐れがあります。
怪我の心配なく活用するために、リメイク加工をする際にまず、この切り口部分を、金槌で内側にしっかりと叩きこむか、ペンチで内側に押さえ込んで下準備を行ってからはじめましょう。
ミントや缶詰などコンパクトサイズの缶をリメイク!
ツナ缶を質感を揃え3つのテイストにリメイク♪
こちらは「ツナ缶」に塗装・ザラザラ加工を施すだけでなく、更にイラストや紙・転写シール・タグを取り付けて仕上げてあるので、完成度もグンとアップしていますね!
3つのテイスト全てに砂などを使ったザラザラ加工と塗装がされていますが、使用する色味とデザインを変えるだけでこんなに印象を変えて楽しむことができます。
右上は、春にもピッタリな柔らかい色味のラインと手描きのイラストで女性らしい印象のナチュラルなテイストですね!イラストを書くのが得意な方はより楽しめそうです♡
左下は、おしゃればフォントが強調され、シンプルモダン、モノトーン系のテイストのお部屋にもしっくり馴染みそうです!転写シールを使えば簡単にできます♪
右下は、どれも綺麗な色味で見ていても楽しいですね♪ラベルを楽しみたい時は、好きなデザインを「紙にプリントアウト」して貼ったり、「ワックスペーパー」などをちぎって貼ったり、あえて質感を楽しむ感じで「布素材」のタグを使ったりしても可愛くなりそうです!
ツナ缶やフルーツ缶をカットクロス&ニットでリメイク♪
こちらはツナ缶やフルーツ缶が元になっていますね!
手前と右奥はセリアのレザー調カットクロスを貼り、転写シールをペタッと貼ったリメイク。左奥は、ニット素材のカバーを取り付けて仕上げてあります。このリメイクは、DIY初心者の方でも簡単に出来るのでとってもオススメです♪
カットクロスもレザー調、デニム、コットンなど生地の素材を変えるだけで色んなテイストを楽しめますし、お家にハギレがあれば「木工用ボンド」で貼り付るだけで代用できますね♪
ニットカバーは、夏っぽいデザインのリメイクをした場合でも、秋冬シーズンになったら、スポッとかぶせるだけで簡単に季節感のあるインテリアになるので重宝しそうですね!
サンマ缶にエイジング加工[サビ加工]を施してリメイク♪
こちらは、お馴染みの缶詰
「サンマの蒲焼き缶」を活用したリメイクで、人気の
サビ加工を行ってから、
マスキングテープや、
ステンシル加工が施されています。
このベースとなる「サビ加工」ですが、サビを表現する方法は一つではありません。
- 塩水をつけて放置して実際にサビさせる方法
- コンロなどにかけて、直接火で炙る方法
- インスタントコーヒーや木製家具用のワックスを塗布する方法
- 金属塗料やアクリル絵の具でペイントして表現する方法
などの方法があります。仕上がりのイメージだけでなく、必要な材料、加工にかかる時間などの、兼ね合いを見ながら、どの方法で行うかを選ぶと良いですね♪
サバ缶をキャンドルホルダーにリメイク♪
「金属」という性質を活かせば、可愛くリメイクした後に、キャンドルホルダーとしても大活躍します♡
普段から、お部屋やお風呂でキャンドルを活用している方は、芯がなくなって底に「蝋」が残ってもったいないな。と感じられて入る方も多いと思いますが、その残った蝋を捨てずにストックしておき、溶かしてから活用すれば、捨てる予定の缶だけでなく蝋までも再利用して最後まで使い切ることができますよ♪
こちらも、缶の加工は下地に「プライマー」を塗った後に、先程と同じくアクリル絵の具で、ペイントとサビ加工。そしてステンシルで仕上げられています。
塗装を行う場合は、塗料をのりやすくするためにヤスリで凹凸をつけたり、下地を作ってから行うのもポイントとなります♪
サンマ缶を小物入れにリメイク♪
こちらも「サンマ缶」を使ったリメイクなんですが、もう一手間かけて、アンティーク感たっぷりの可愛い小物入れに生まれ変わっています♪
ベースとなる加工方法は、アクリル絵具でペイント。そしてポスターをカットしてその周りを焦がして貼り付けてあります。※紙を貼り付ける場合は仕上げにニスなどでコーティングすると、耐水性もアップしますし剥がれにくくなります。
しかも小物入れにするための組み立ても簡単で、2つのサンマ缶を合わせ、片方をビニールテープで接着し、引き出し用の取っ手と、塗装した空き缶のプルダブを接着剤で固定してあります!これなら短時間で簡単に作ることができますね♪
塗装の際に、更にアンティーク加工を加えたり、小物の収納に使用する際は、小物の雰囲気に合わせて内側に布を貼ったりしても可愛くなりそうです♡
深みのある缶をストライプに塗装してリメイク♪
こちらは、サイズ的にはサバ缶や猫缶くらいでしょうか、ちょっと深みがある缶なので、小物入れだけでなく、底に水はけ用の穴を開ければ植木鉢としても可愛く活用できますね♡
ストライプやボーダーデザインに仕上げたい時は、塗装やステンシルで表現することも出来ますし、仕上げにマスキングテープを等間隔に貼っるだけでも簡単に表現できますよ♪
缶がたくさんある場合は、このように色や質感に変化をつけ、ラベルや塗り方で統一感を出すとディスプレイする時にも、セットみたいな感覚で飾れるので素敵ですね♡
ジュースやお酒などのアルミ缶をリメイク!
ドリンクの空き缶を真っ白な花瓶にリメイク♪
ジュースやビールなどの冷たい飲み物の場合はほとんどが、柔らかいアルミなので、簡単に変形させたりカットできるのも嬉しいポイントですよね!
こちらは、その特性を活かしクシャッと無造作に変形させ、ツヤのあるホワイトで塗装が施されています。
シンプルですが、光沢があるのでカタチが強調されており、インテリアとしてもオシャレですね♪
蓋付きの空き缶をリメイクして側面を活用♪
こちらは、キャップ付きの空き缶にサビ加工を施し、縁を焦がした紙でラベルを貼った仕上げになっています。とってもオシャレですね♪
キャップ付きの場合は口が狭いので使い道も限られてきますが、このように側面をカットして、持ち手を付ければ、吊るしてディスプレイにも幅広く活用できますね♡雰囲気てきにも、グリーンがとても合いそうです!
アルミ缶を吊るせるプランターにリメイク♪
こちらは塗装後に、紙でラベルを貼りニスで仕上げられています。更に、アルミ缶の柔らかさを利用し、上部をカットした後、吊るせるようにワイヤーで持ち手を取り付けたリメイクです♪
カラーリングも可愛く、バケツみたいでとっても素敵な仕上がりですよね。お気に入りのアイテムが増えれば、ガーデニングがより楽しくなりそうです♡
空き缶を可愛いバッグにリメイク♪-①
こちらの可愛すぎるバック。これもアルミ缶をリメイクしたものなので驚きですよね!
作るのが、とても難しそうな感じもしますが、アルミ缶を任意の長さにカットしてバッグの底部分にあたる切り口をペンチなどで、2回ほど折り込み、ワイヤーで取っ手をつけるだけという、とても簡単な方法で完成するんです!
プランターとして使用する場合は、底の折り込んだ部分の両端をカットして水はけを良くすればOKです!
空き缶を可愛いバッグにリメイク♪-②
「リメ缶バッグ」が完成したら、このようにデニムなどで作ったカバーをかけるだけで、雰囲気をガラッと変えて楽しむこともできます♪
ハギレや革紐など、ハンドメイドの材料などもフル活用してアレンジしたくなりますね♡
収納にも使いやすいサイズの缶をリメイク!
コルクシートとシールでペン立てにリメイク♪
トマト缶やフルーツ缶などは、高さも直径もあるのでペン立てなど収納にも使いやすいサイズ感なのでリメイク後も活用しやすいのが嬉しいポイントです♡
こちらはコルクシートを貼り、犬のシルエットのシールをペタッと貼ってリメイクされたペン立てです♪簡単にできるのでトライしやすいですね。
コルク素材はステーショナリーとの相性も抜群ですね♪キッチンでは、カフェ風のカトラリー立てとしても活用できそうです♪
メタリックな塗装をしてメイク道具の収納に♪
こちらは塗装後に、ラベルシールを貼って仕上げてある空き缶リメイクです♡
メイク道具などは、ちょっとラグジュアリーな感じをプラスして収納したくなるものですが、このようにメタリックで上品な色味の塗装を施せば、しっくり馴染みます♪
そして「ラベル」も大人っぽいフォントやデザインで仕上げると、一緒に収納するコスメのロゴなどとの相性も良バッチリですね♡
紐でくるくる巻くだけの簡単リメイク♪
ペイントも素敵ですが、後片付けが大変だし。と躊躇されている方にもオススメなのが、このように麻紐などを巻きつけるだけの簡単リメイクアイデアです♡
必要なのは、巻きつける紐と木工用ボンドのみでできます。紐の巻きはじめと巻終わりだけボンドで固定し、あとは隙間ができないように、ぎゅぎゅっと巻いていけば完成します♪
このような自然素材を使えばナチュラル感も出ますし、リゾート系やアジアン系のテイストのお部屋にもピッタリの収納グッズに生まれ変わらせることができますね♪
モルタル×エイジング加工で男前にリメイク♪
こちらは、上部にモルタルを足して質感を出し、塗装でサビなどのエイジング加工を施したリメイクです♡
マットなブラックの缶に、仕上げに貼られた紙。英字プリントの文字が際立ち、クールですね!また、缶切りを使って空けるタイプの缶などは、あえて蓋を切り落とさずに一緒にデコレーションしてもオシャレに仕上がりそうです♪
粘度でレンガを表現した拘りリメイク♪
こちらは、木粉粘度を使って「レンガ」を表現しするだけでなく、塗装でサビ加工を施し、仕上げに転写シールで文字を落とし込んだ拘りのリメイクです♪
レンガ部分をポイント取り入れたり、アイアンのハシゴを組み合わせたりとオシャレ感も満載です♪
「粘度」を組み合わせれば、形状に変化がつけやすいので、デザインの幅もグンと広がりますね。是非トライしてみましょう♡
まとめ
いかがでしたでしょうか? 他にもデコパージュでデザインを落とし込んだり、缶のサイズも、お菓子の缶や一斗缶など大きいサイズのものを収納ボックスに活用したりもできます。
夏なら、何気なく使っている蚊取り線香の缶も、布やシートを貼ったり、塗装などをして可愛く仕上げればインテリア性もグンと向上しますね♡
空き缶があれば、ぜひこれらのアイデアも参考にしてリメイクし最後まで活用してください♪
捨てる予定の空き缶を可愛くリメイクしよう!