とっても大事なこと!食の安全を守るために、「包装容器」の基礎知識

美味しいゴハンを食べることに密接に関わってくるのが、その食べ物の入った容器のことです。何も分からない状態だと、自分で安全なものを選べませんよね・・・。エコな暮らしをするためにも、ちょっとだけ包装容器のことを知っておきましょう。
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2014年10月8日更新

塩素を含む包材

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地球上において、92ある天然元素のうち18番目に多く存在し、鉱物やイオン、気体などとしてマントルに99.6 %、地殻に0.3 %、海水に0.1 %が保有されている。塩素は水道水の消毒に使用されており、水道法の規定で、各家庭の蛇口で1リットル当たり0.1 mg以上の濃度を保つように規定されている。
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2000年1月に「ダイオキシン類対策特別措置法」が施行、2002年12月に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の施行規則の一部が改正され、ゴミ焼却炉の構造基準の強化や一部の例外を除き廃棄物を焼却すること(野焼き)が禁止され、ほとんどの小型の焼却炉が使用禁止になりました。

ダイオキシンと包装材料の関係

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包装材料の中でダイオキシン生成の条件となる塩素を含んでいる樹脂の代表はポリ塩化ビニル(PVC)とポリ塩化ビニリデン(PVDC)である。包装材料としてのPVC、PVDCは主として次の用途に利用されている。小売店で使用されてるストレッチフイルム、軟質ポリ塩化ビニルフイルム、硬質のポリ塩化ビニルシート、収縮フイルム、家庭用ポリ塩化ビニリデン製ラップフイルム、Kコートフイルム。

ポリ塩化ビニル

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塩化ビニルモノマーを重合させただけの樹脂は硬くて脆く、結晶質であり、紫外線があたると分子を構成する塩素原子がはずれて劣化黄変しやすい。20世紀末ごろ、ポリ塩化ビニル中に含まれる可塑剤が食品中などに溶け出すことで人体に与える影響も取り沙汰されるようになった。
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ポリ塩化ビニル製の容器と油脂あるいは油を含む食品が接触した場合に、耐容一日摂取量を超える可能性がありました。油脂又は脂肪性食品を含有する食品に接触する器具又は容器包装には、フタル酸エステルを使用したポリ塩化ビニルの容器包装は使用禁止になっています。

ポリスチレン樹脂

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合成樹脂(プラスチック)の一種。「スチロール」とも言う。
衝撃に弱く、アルコールやベンジンなど有機溶剤に弱いという欠点はあるが、熱・電気に対しての絶縁性が高い。また、アクリル樹脂同様に透明度が高く加工性に優れ、着色が容易であるため、装飾品や断熱材などに広く使用されている。合成樹脂には他に、アクリル樹脂・ABS樹脂・PET樹脂などがある。
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2006年8月、東京都健康安全研究センターの研究から「食品容器から流出。スチレントリマー精巣の重量減らす」との報道がありました。カップめんなどからのスチレン溶出も含め、通常ヒトが経口で暴露するレベルでは、生殖毒性や発がん性に懸念はありません。

エポキシ樹脂、ポリカーボネートなど

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ポリカーボネートは、熱や衝撃に強い事から哺乳瓶、給食用の食器、調理器具などに使用されていますが、熱湯を入れると「ビスフェノールA」という環境ホルモンが溶け出ることがわかってきました。
エポキシ樹脂は、缶詰の内側や金属製品に塗料や接着剤として使われていますが、こちらも「ビスフェノールA」が溶出する危険性が指摘されています。
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「ビスフェノールA」の動物実験については、厚生省の報告書で数例が報告されていますが、ミズーリー大学のサール博士らの実験では「妊娠マウスに20μg/kg/day投与した場合、生後6ケ月の雄の前立腺重量が30~35%増加した」そうです。厚生省では「人の健康に重大な影響を与えるという科学的知見は得られていない」としながらも、「引き続き、2世代繁殖試験などの調査研究を行っていく事が必要である」としています。

チョコレートとビスケット? 合成樹脂の性質

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合成樹脂(プラスチック)は、温度によって変わりやすい性質を持っています。一般的に「熱可塑性樹脂」(別名“チョコレート”)、「熱硬化性樹脂」(別名“ビスケット”)に大別され、成形方法も各々に特徴があります。
熱可塑性樹脂。熱を加えると軟らかくなり、冷やすと硬くなるが、再び加熱するとまた軟らかくなる性質(チョコレート)、つまり熱サイクルを何回でも繰り返す事が出来ます。
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熱硬化性樹脂。熱を加えると硬くなるが、出来上がった製品に再び加熱しても軟らかくならない性質(ビスケット)つまり一度成形したら、もう溶融することはありません。 成形では、加熱しておいた金型に樹脂を入れ、加熱・加圧して樹脂を流動させながら加熱を続け、硬化させて成形します。
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プラスチックの原料は石油。プラスチックの人体への影響で問題となるのが、発ガン性や環境ホルモンの疑いです。「毒性はない」とされるプラスチック。食べる物が直に接する食品用プラスチック容器、包装材、器具などは、食品衛生法によって規格基準が定められています。では、この基準に果たして信頼性があるかというと、そうとはいえないようです。

冷たい飲みもの用のペットボトル

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ホット用ペットボトルは耐熱ボトルを強化したもので作られているので内容物劣化の心配はありませんが、通常のペットボトルは暖めると中身の酸化スピードが早くなってしまいます。容器の中身を暖めたい場合は、一度別の容器に移し替えてから暖めましょう。

レトルトパウチ包装

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レトルトパウチ包装の場合、カレーやハンバーグなどの加工食品をパウチ内に充填して密封シールを行い、その後に100℃~150℃の温度の高温高圧化で殺菌が行われる。レトルトパウチの種類としては、アルミ箔を含むものと透明タイプのものがあり、レトルト温度の違いにより使用される材料も異なっている。
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『レトルト=高圧釜』で、120℃以上で4分間、高温高圧殺菌を行います。レトルトは、添加物の保存料が入っているというイメージを持たれがちです。食品衛生法で定められているので、「容器包装詰加圧殺菌食品」には、殺菌料や保存料を使っていないので安心です。
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