油汚れが簡単に落ちるアルカリ電解水って？洗浄効果や使い方を解説

油汚れや皮脂汚れを落とす以外にもいろんな使い方がある「アルカリ電解水」って知っていますか？ 本記事では、アルカリ電解水の驚きの洗浄力と具体的な使用方法・実例をご紹介します。無職無臭で除菌もでき、いろいろな場所に使用可能な優秀クリーナーです。

「アルカリ電解水」って知っていますか？
一言でいうと、水の力でベタベタした油汚れ・皮脂汚れを落としてくれるクリーナーです。

食器用洗剤など、私たちの身近にある多くの洗剤には「界面活性剤」という汚れを落とす成分が入っていますが、これは肌荒れの原因になるとされています。アルカリ電解水にはこの界面活性剤が入っていないため、いろんな場所に安心して使えると注目を集めているんですよ。

今回は、アルカリ電解水の洗浄効果と具体的な使用方法・実例をご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

水を電気分解して、アルカリ性のものだけを集めたものが「アルカリ電解水」です。
水だから、洗剤を使いたくない場所にも安心して使うことができますね。

洗浄力が高い理由はpHの値にあります。

pH値とは…水溶液は酸性・中性・アルカリ性といった性質をもちますが、これらをわかりやすく数値で表したものです。

pH1〜pH14まであり、中性をpH7として、これより低ければ低いほど酸性の力が強い、高ければ高いほどアルカリ性の力が強いことを示します。

重曹　　　　　　：pH8.2
セスキ炭酸ソーダ：pH9.8
アルカリ電解水　：pH12.5-13.1前後

同じアルカリ性の重曹・セスキ炭酸ソーダと比べると、アルカリ電解水のpHの値が大きいことが分かりますね。
つまり、より高い洗浄効果が期待できるのです。

アルカリ電解水は、様々なメーカーで販売されています。
原液をそのまま使えるスプレータイプ・詰め替え用、水で希釈して濃度を変えて使うタイプがあります。

スプレータイプと詰め替え用は、ドラッグストア・ホームセンター・100円ショップなどで扱っているので、お買い物のついでに商品を探してみてくださいね。

水で希釈するタイプのものは、多くは通販で扱っているので、口コミなど参考にしてみるのもいいかもしれません。

精密機器やぬいぐるみなどの水拭きできないもの、漆器、皮革類、絹製品、アルミ、銅、貴金属、ニス塗りの家具、メガネなどです。

アルカリ電解水は簡単にキレイにしてくれますが、コーティングを落としてしまう力もあります。
まずは、目立たない場所から素材が痛まないか、確認しながら使用するのがおすすめ。
直接肌に触れないように気をつけて、敏感肌の人や長時間使用する場合は手袋をつけて使います。

それでは次に、お掃除におすすめな使い方を実例とともにご紹介していきます。