暖房は冷房とは逆の仕組みで、室外機から外の熱を取り込み、圧縮機で冷媒ガスを高温にしています。高温になった冷媒ガスを室内機に送り、熱交換器を温めます。温められた熱交換器が熱を放出するので、ファンが回ると暖かい風が出てくる、という仕組みになっています。冷暖房の仕組みから分かるように、部屋~屋外間で空気を出し入れしているのではなく、熱だけを移動させているのです。
住宅での上手な換気方法とは?
どのように換気をすれば、効率良く新鮮な空気と入れ替えることができるのでしょうか?戸建てやアパート・マンションで換気をするときには、以下の3つを上手に使うことがポイントです。
合わせて、知っているとちょっとお得な豆知識もご紹介していきます。
- 24時間換気システムを使用する
- 窓を開けて空気の通り道をつくる
- 台所の換気扇を使う
合わせて、知っているとちょっとお得な豆知識もご紹介していきます。
24時間換気システムを使用する
2003年7月以降に建てられた住まいには、24時間換気システムが設置されています。室内を効率良く換気するための「24時間換気システム」を正しく使えていない方も少なくありません。正しく使えば、2時間で室内の空気全てを入れ替えることができるんですよ。
24時間換気システムは、お風呂や洗面所・トイレなどの換気扇を回すと、換気口を通って室内の空気が排気され、外の新鮮な空気が給気されます。皆さんの中には、「入ってくる空気が寒い(暑い)」「電気代がもったいない」などの理由で、換気口を閉じたり24時間換気システムをオフにしたことはありませんか?それでは換気できなくなってしまいますので、部屋の空気がどんどん汚れてしまいますよ。
24時間換気システムは、お風呂や洗面所・トイレなどの換気扇を回すと、換気口を通って室内の空気が排気され、外の新鮮な空気が給気されます。皆さんの中には、「入ってくる空気が寒い(暑い)」「電気代がもったいない」などの理由で、換気口を閉じたり24時間換気システムをオフにしたことはありませんか?それでは換気できなくなってしまいますので、部屋の空気がどんどん汚れてしまいますよ。
窓を開けて空気の通り道をつくる
窓を開けて室内を換気する目安時間は、1時間に5~10分程度とされています。コツは、間隔を空けて長時間換気をするよりも、こまめに換気すること。例えば、60分おきに10分換気をするより、30分おきに5分窓を開けると◎
しかし、残念ながら感染症のリスクを確実に抑止できるとまではいかないのも事実です。部屋・窓のサイズ、さらに部屋の空気にどのような汚染物質が含まれているのかによって、外に追い出せる速さが異なるからです。空気中の汚れを100%外に出すのはなかなか難しいですが、空気を綺麗にする換気はやはり大事です!まめに空気の交換を行いましょう。
しかし、残念ながら感染症のリスクを確実に抑止できるとまではいかないのも事実です。部屋・窓のサイズ、さらに部屋の空気にどのような汚染物質が含まれているのかによって、外に追い出せる速さが異なるからです。空気中の汚れを100%外に出すのはなかなか難しいですが、空気を綺麗にする換気はやはり大事です!まめに空気の交換を行いましょう。
2カ所の窓を開けて効率的な換気をする
部屋全体の空気を短時間で入れ替える場合は、できるだけ離れた対角線上の窓を開けるのがコツです。近い窓を開けてしまうと部屋全体の空気を動かすことができず、窓近くの空間しか新しい空気を取り込めません。