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イタリアの夏を彩るサラダ風ライス&パスタ

夏がやってきました。
イタリアの学校は6月にはいってまもなく夏休み、日も延びてすっかりバカンスモードになってきます。仕事をする両親が夏休みに入るのはもう少し先なのですが、夏を愛するイタリア人たちはすっかり浮かれ気分。

とはいえ、ここ数年の異常気象でイタリアも猛暑に悩まされることが多くなりました。
クーラーの普及率が日本ほど高くないイタリアでは、真夏の午後は雨戸をきっちり閉め切り、太陽光が部屋にはいるのを防ぐという原始的な方法で猛暑を乗り切る人も多いのです。そうなると、熱々のパスタやピッツァは敬遠され、登場するのが「ライス・サラダ」。
朝、涼しいうちにお米を茹でて、冷蔵庫や食品庫にある食材を混ぜ、お酢や塩、オリーブオイル、マヨネーズなど好みで味付けをし、冷蔵庫にしまっておきます。
火を使わずに食べることができる「ライス・サラダ」は、イタリアの夏を彩る一品といっても良いでしょう。

スーパーマーケットに行けば、茹で上がったお米に混ぜるだけの酢漬けの瓶がたくさん並んでいます。
しかし、よりおいしくオリジナルの味を楽しむために、冷製パスタやお米のサラダのレシピが、この時期になるとテレビや雑誌に登場するのです。

そのうちのいくつかを、ご紹介してみましょう。
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2017年6月19日更新

目次
  1. ヘルシーでスタミナ源にもなるライスサラダ・サラダ2つ
  2. 夏の食材を使いさっぱりと食べたいパスタ・サラダ3つ
  3. そして、日本でも話題の「バーニャ・カウダ」夏バージョンがある!

ヘルシーでスタミナ源にもなるライスサラダ・サラダ2つ

玄米とチーズのサラダ

材料(4人分)

・お好みのチーズ(イタリアではカチョッタと呼ばれる羊のチーズを使います) 120グラム

・玄米 200グラム

・グリーンピース 150グラム

・セロリ 1

・ピーマン 1

・オリーブ 20

・ズッキーネ 1

・ゆで卵 3

・ピクルス 適量

・お酢、塩、コショウ、オリーブオイル、ウスターソースを好みの量

作り方

 

1.玄米を大きめの鍋に入れ、15リットルの水を入れて火にかける。沸騰したら、50分ほど煮る。最後に塩を少々加える。茹で上がったらザルにあげ、冷水で洗う。

 

2.グリーンピースが生の場合は火を通す。ズッキーネは薄く切り、フライパンで軽く焼く。冷めたら小さめに切っておく。

 

3.セロリ、ピーマン、ピクルス、チーズも小さめに刻む。

 

4.玄米と具材を混ぜて、オリーブオイルを大さじ4杯、お酢とウスターソースをそれぞれ大さじ2杯加え、塩とコショウで味を調えてできあがり。

 

ニース風ライス・サラダ

材料(4人分)

・お米 320グラム

・ジャガイモ 200グラム

・インゲン豆 100グラム

・ツナ 160グラム

・オリーブ 20

・卵 2

・トマト 2

・バジル、塩、コショウ、オリーブオイルを好みの量

 

作り方

1.お米を好みの堅さにゆでる。卵を茹でておく。

 

2.ジャガイモとインゲンマメも茹でて、小さめに切る。

 

3.大きめのボウルに、具材を入れツナ、オリーブ、一口サイズに切ったトマト、バジルを混ぜる。

 

4.お米もボウルに入れて、オリーブオイルと塩、コショウで味を調える。

夏の食材を使いさっぱりと食べたいパスタ・サラダ3つ

タコのピリ辛パスタ・サラダ

材料(4人分)

・パスタ(ストロッツァプレーティというパスタがオリジナルでは使われますが、ショートパスタならなんでもOK)  320グラム

・松の実 40グラム

・タコ 600グラム

・ミニトマト 100グラム

・セロリ 1

・オリーブオイル 大さじ7

・唐辛子 好みで

・レモンの絞り汁を好みで


 

作り方

1.タコを処理する。内臓や皮を取り除いたあと、たっぷりのお湯で火を通す。火が通ったら、小さめに切っておく。

 

2.容器に切ったタコ、唐辛子、レモン汁、塩を少々入れる。サランラップをして、2時間くらい冷蔵庫で寝かせる。

 

3.パスタを好みの堅さに茹ではじめる。

 

4.そのあいだに、セロリとトマトを小さめに切る。松の実は、フライパンで軽く炒る。

 

5.冷蔵庫からタコを取り出し水気を切る。タコをオリーブオイルとあえる。

 

6.茹で上がったパスタを冷水で洗う。パスタとタコを混ぜる。

 

7.セロリ、トマト、松の実も加えてできあがり。

アボガドとライムの冷製パスタ

材料(4人分)

・ショートパスタ 350グラム

・ツナ 150グラム

・アボガド 1

・ライムまたはレモン 1

・トマト 2

・レモンの絞り汁、オリーブオイル、オレガノ、塩、コショウを好みで




 

作り方

1.パスタを少し強めの塩水で茹でておく。茹で上がったら冷水で洗う。

 

2.アボガドの種を取り、小さめに切ってレモン汁に浸けておく。トマトも小さめにカット、ライム(あるいはレモン)は薄切りにしておく。

 

3.パスタと具材を混ぜて、オリーブオイル、塩、コショウで味を調える。

モッツァレッラとナスの冷製パスタ

材料(4人分)

・ショートパスタ 320グラム

・ミニトマト 300グラム

・ナス大きめ 2~3

・モッツァレッラチーズ 200グラム

・オレガノ、オリーブオイル、塩、コショウを好みで

 

作り方

1.ミニトマトをよく洗い、布巾で水気を取っておく。洗ったミニトマトを、オーブン皿に並べる。

 

2.ナスも小さめに切り、オーブン皿に乗せる。ナスとトマトにオリーブオイルをかけて、200度で10分ほど焼く。

 

3.オーブンから取り出したトマトに、オレガノをまぶしておく。辛いものが好きな方は、ここで唐辛子を加えてもOK

 

4.ショートパスタを塩水で茹で、冷水で洗う。小さく切ったモッツアレッラチーズ、ミニトマト、ナスを加えて塩、コショウ、オリーブオイルで味を調える。

そして、日本でも話題の「バーニャ・カウダ」夏バージョンがある!

北イタリアはピエモンテの郷土料理である「バーニャ・カウダ」。日本で話題になっているこの一品は、伝統的にピエモンテ州の農家が秋の味覚として伝えてきたものです。とくに、葡萄の収穫の時期、冷え込みがきつくなる時期の夕食として親しまれてきたものでした。

野菜をおいしく食べることができるこの「バーニャカウダ」、実は夏バージョンも存在します。「熱い」という「カウダ」の部分が、「冷たい」を表現するピエモンテ方言で「フェルジア」となり、「バーニャフェルジア」と名づけられているのです。

基本的には、生の野菜や火を通した野菜をソースに浸けていただく、という意味で「バーニャカウダ」も「バーニャフレジア」も変りはありません。夏バージョンとして伝わるこの料理のソースは、パスタの味付けにも向いているので、ぜひ作ってみてください。


 

材料(4人分)

・アンチョビ 200グラム

・オリーブオイル 250ミリリットル

・ニンニクひとかけ

・コショウ

野菜は時期にもよりますが、赤ピーマン、キャベツ、セロリ、トマト、タマネギ、牛ネギなどが伝統的なものです。

作り方

1.アンチョビを冷水に30分ほど浸ける。流水でよく洗い、キッチンペーパーで欲水気を拭き取る。

 

2.アンチョビとニンニクをフードプロセッサーでソースを作る。

 

3.ソースにオリーブオイルをたらし、フォークで空気を含めるようによく混ぜる。ここで、好みでレモン汁を加えても美味。

 

4.ソースがクリームのようになってきたらコショウを好みで加え、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。

 

5.ソースにとろみがほしい人は、パン粉や牛乳を少しだけ加えてみましょう。

作り置きができる魅力

このソースに夏野菜を浸けて食べてもおいしいですし、パセリなどとともにパスタに混ぜても美味なのです。

食欲も体力も落ちる夏、見た目も涼しげなイタリアのサラダレシピで乗り切ってみてはいかがでしょうか。

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    イタリア在住十数年。食の話題に常にアンテナを立てている主婦です。

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